番組裏話について(その1)いつもUPは出来ませんが・・・・。
 
けんちゃんの吠えるウォッチング」時代と比較しまして、「けんちゃんのどこでもコミュニティ」は、出演者(ゲスト)が主役です。
 私はあくまでホスト役であり、聞き役、聞き手でなければなりません。登場する出演者は多彩で、全く自分の知らない分野も当然のことながらある訳ですね。聞くほうにとって苦痛にならないように、少しでも番組に興味を抱いていただくためには、「質問」が大事です。
 
当日初めて面談する出演者もいます。多忙な人が多いです。そのため、失礼にならないようにあらかじめ「下調べをし」「質問集」を作成する作業は意外に「大変」です。
 作業全体の4割は占めてしまうぐらいです。書籍に「質問力」という題目がありました。複数の著者が書いています。対談番組は「聞き手」の「質問力」が重要であると。番組をやりはじめてこの事実が身に沁みています。

 総じて番組収録の本番よりも、合間の「雑談」が面白く、核心に触れていることが多いです。いつの頃か、収録時間中にテープを回しぱなしにして、雑談もすべて録音するようになりました。そうしますと当然「オフレコ」発言もありますね。

 それを除去し、発言にもとづいて「テープ起し」をしましてワープロで打ち出します。文章を推敲し、OKならホークぺージに「加工」しています。後の録音テープを休日に何回も聴きながら、まとめるのが大変ですが「楽しい」作業です。少しは出演者に感化され、賢くなったかもしれません。

 
 
オフタイムについて
 
収録後は、お互い多忙ですので、出演者の皆さんとはそこでお別れです。そのままでは「惜しい」ので、何らかの形で「オフ会」(出演者、関係者が一堂に集う会合」を呼びかけたいと思っています。実現すれば面白い会になることは間違いありません。

 ゲスト一覧表を参考にしてください。(やっと正月休みに整理整頓しましたので)

 

 写真は2003年度最後の収録をした後、お疲れさん会をしました。シティFM近くの居酒屋「やっこ」でのスナップです。高知シティFMのパーソナリティの細井春菜さんと、ミキサーの戸田健史さんに出演後ご一緒いたしました。
 この「やっこ」は大衆的なお店で、おかみさんは写真のとうり気さくな人です。高知シティFMの近くで徒歩7分ですね。ご主人は職人気質ですが、料理は「安くて美味しい」。当日も県外の出張族で賑わっていました。写真のおじさんは千葉県から仕事で来ている人だそうです。
 
橋本大二郎さんは努力の人
 
橋本大二郎さんは、テレビ局にいたのだから、お喋りが上手いのは当然であると私たちは思っています。当然NHKという巨大マスメディア業界人であったので、鍛えられたことは確かです。
 正確なボイストレーニングをされたかどうかはわかりません。NHK在職時代は報道記者でしたので、画面に登場する機会はあったでしょう。皇室報道などで有名でしたから。
 でもアナウンサーのように喋る訓練はしていないと思います。取材や質問が主体でしょうから仕事は。むしろ知事になられてからもスピーチの練習を鏡を見ながらされているのです。ある番組で一緒になったときも、休憩時間にトイレの鏡の前でスピーチの練習をしていました。だから努力の人だと思います。
 

写真は高知シティFMでの収録前での写真。ブラジルの高知県人訪問直後でしたので、お疲れのようでした。

対談は終始リラックスしていました。論争好きな橋本さんです。


中谷元さんはパソコンが得意です
 
中谷元さんはスピーチ原稿などもご自身でパソコンで作成されるようです。対談のときもパソコンを持参され画面を見ながらされました。私自身学生時代は、反体制的な社会運動をしていましたので、その「バックヤード」を元に質問を組み立てました。
 事前に秘書の北島さんとも打ち合わせてさせていただきました。「結構シビアな質問ですね。でも中谷はすべて答えますので」とのことでした。
 事実すべて回答いただきました。そのやりとりは自衛隊のイラク派兵が現実になった今、貴重な「資料」となっています。既成のマスメディアがしないような質問に回答いただきました中谷さんには好感が持てました。「説明責任」を果たしている政治家は好感が持てるものです。
 

写真は収録風景です。

けんちゃん(手前白髪頭のおじさん)の横にいるのは、高知シティFMのパーソナリティの細井春菜さんです。収録直前まで生番組をされていました。以前衆議院議員の福井照さんと「けんちゃんの吠えるウォッチング」時代に対談しています。


 細井春菜さんから「次は中谷元さんを呼んでください」とのリクエストがございましたので。中谷元さんの隣は秘書の北島さんです。大変引き締まった収録でした。

 
やはりユニークであった沢田マンション住民
 
高知より県外で、日本全国で有名な沢田マンション。知らなかったのは私ぐらいのものだった。収録当日は男性3人、女性3人で来られました。年齢差や、センスの違いもあり、「噛み合わない」ことも多かったです。


 デジタル技術に長けた住民ですが、入居者同士のコミュニケーションを重視されています。町内会や防災協議会、はてはお祭り、将来はよさこい踊りへの参加まで念頭に言われています。


 「沢マングッズ」をテーブルに広げた実に愉快な面白い収録でした。

 
松尾徹人さんは生真面目な人
 
 前高知市長の松尾徹人さんにも出演いただきました。大変生真面目な人でした。
 ご多忙のさなか出演いただきました。高知と坂本龍馬が本当に好きな人だと思いました。
 現在は、龍馬学園の「公務員コース」の講師をされているように伺っています。地域を訪問され活発な活動をされています。「長州も桂小五郎、吉田松陰、高杉晋作ら偉人を輩出して来ました。しかし長州だけでは幕末維新は来なかったでしょう。土佐の龍馬がいたからこそです。長州出身の私が、龍馬にこだわるのはそこです。」本気度を感じました。

2002年2月より、地域活動を再開された松尾徹人さん。収録はその直後で、ご多忙なさなかに行われました。

几帳面な人で、自ら発言内容の原稿を自筆で書かれて送信されてきた部分もありました。

 
ホームページ作成環境について
 
 休日に事務所で作成しています。カセットテープは、収録したゲストの発言をテープで聞いて、テキストファイルに打ち出しています。だいたい一つの話しで約1時間聞き取り、打ち出すのにかかりますね。5日分ですから5時間かかります。
 またゲストのプロフィールや月別の案内もこしらえ、リンクを貼ります。
テキストに打ち出した文章を、コピーし、htmlファイルに貼り付けます。話題に関連した写真を貼りつけてページは完成します。それにも2時間程度かかります。
 事前にリンクやページの雛形も作成しておかねばなりません。それに約1時間程度かかりますね。
 3台パソコンが並んでいます。液晶17インチ画面は新しく購入したパソコン。上手くまだ使いこなしていません。補助に使用しています。ノートパソコンが主に活用中。キーボードが磨り減っています。
 終わるとスポーツジムにトレーニングに行きます。天気が良ければヨットへも行きます。結構、趣味でやっているとはいえ、辛気で辛い部分もありますね。「仕込み」も「ゲストの出演交渉も」「ゲストへの質問項目」もすべて自分でします。収録の司会,進行役もします。そして収録後のサイト作成作業も。
 歴史的に見ても結構凄いことをしているのではないかと思いますが・・・。社会的な評価は今はされないのでしょうね。粛々とやり続けようと思います。
ホームページ作成の環境。3台のパソコンとラジカセ。そこで孤独な作業をしています。
 
 
整理整頓も必要ですね
 
 一時、「けんちゃんのどこでもコミュニティ」の出版も検討してみたことがありました。しかしすぐに現実的でないことがわかりました。
 なぜならあまりの量に、とても「紙媒体」では収まらないからです。収録した音声は、高知シティFM放送の戸田健史さんが、すべてMDにしていただいています。しかもそれが籠からはみ出るほどの量になりました。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/toda-hosoi/toda-md1.html

 「けんちゃんのどこでもコミュニティ」は高知の「前向きで、面白い人」に出演いただいています。放送だけでは「勿体無い」と思い、休日に収録テープを聞き、自分でタイピングをして、自分でホームページを作成しています。
 だいぶ作成には慣れたとはいえ、意外に辛い作業です。1話分のテープを聞き、書き起こすにおよそ1時間かかります。5話分で5時間かかります。あと写真の取り込み、画像の加工、貼りこみ作業と、ホームページのアップロード作業に約3時間。結局8時間ぐらいは作業をしていますね休日にも。お正月にもしていましたし。

 今日は今週の収録がなかったので、はじめてのんびりしています。
 サイトのメンテナンスをしています。リンク切れや、変更事項、訂正しなければならないこともあるでしょう。普段の勤務時間中には全く出来ませんし、普段の休日は「番組作成作業」に追われるものですから。でも全部終わりそうにはありませんね。

 2台のパソコンを併用してホームページを作成しています。もう1台バックアップ用パソコンは2004年の年末にクラッシュしました。携帯用と、予備であと2台パソコンが欲しいですね。

 
トップページへもどる特別番組編に続く