雪上の運動会について
 
今週のゲストは、NPO法人自立サポートセンターあきらめないで理事長の森本修作さんです。今日のテーマは「雪上の運動会について」です。計画によりますと来年2月1日に高知県東津野村天狗高原スキー場で、「第1回子供と障害児(者)との雪上運動会」が開催されるように伺いました。企画の意図を説明をお願いします。
参加人数は200人と伺いました。大変な人数です。準備や関係機関への働きかけは大変だと思います。準備状況はどうなのでしょうか?
構想自体は3〜4年前からありました。雪遊びは大人も子供も楽しめます。高知県下53市町村の小学生の交流と保護者の交流です。障害を持っている子供達に偏見を持たない子供達を育てていく目的で企画いたしました。
車椅子利用者の海水浴も準備などは大変であることが、よくわかりました。雪上運動会のほうが、まだ大変なのではないのでしょうか?

高知県では雪を体験することは一部の地域を除いて殆どありません。車で雪道を走る技術も拙いものがあります。

高知県下では、室戸方面1台、幡多方面1台、高知市から3台の観光バスをチャーターし、会場まで送迎することを計画しています。

 
「社会福祉・医療事業団助成事業」と雪上運動会はなっています。具体的な支援はありましたか?
実は3年ぐらい前から企画していました。試算したところ実施費用が300万くらいかかるということでした。この団体の助成が最高200万円まで可能でありました。残る部分は我々が経費を圧縮したり、工夫したりしまして、後々継続できる事業にしようと思っています。
共催団体に兵庫県移送サービスネットワークも名前が出ています。ヤ・シーパークでの「車椅子利用者の海水浴」同様の相互協力関係なのでしょうか?当日も兵庫から参加されるのでしょうか?
兵庫県移送ネットワークの西村理事長は、うちのあきらめないでの理事になっていただいています。私があちらの理事になっています。将来は全国移送ネットワークをこしらえたいという構想をもたれています。海水浴や、雪上運動会の場合は兵庫のメンバーがサポートに来てくれます。あちらが事業を開催する場合はこちらが行きます。
雪上運動会も、兵庫県が先に開催していたのでしょうか?
向こうは運動会ではなくて、「雪遊び」でした。そりをメインにし艇増した。私たちはそれに様々な種目を加え、運動会ということにしまして、新たに立ち上げます。
競技内容を見ますと、そり滑り、雪釣り、雪球入れ、東西対抗リレーなどがあります。かなりの種目ですね。運営も大変そうですね。
スキー場までが距離があるために、実際に現地に滞在する時間は長くはありません。開催時間も午後12時半から午後2時半になっていますし。目一杯出来る範囲でやってもらいます。
海水浴と比較して準備は道具なども多くより大変のではないでしょうか?危険はないのでしょうか?
道具的にはそり(障害者と健常者が一緒に乗ることの出来るもの)をこしらえることと、そりのリレーの場合はかんしきを履いてもらいます。参加者の事故対策もありますので、バスをチャーターする計画でいます。お手伝いのボランティの人達も東津野村役場駐車場に車を置いていただき、会場の天狗高原スキー場には、送迎バスでピストン輸送いたします。過去打ち合わせに東津野村役場や天狗高原には10数回行きました。
大変意義ある事業だと思います。メディア各社の後援や取材も必要であると思いますが。そのあたりの進展はどうなっていますか?
今回は後援は、高知県と高知県教育委員会、高知県NPOセンターにしていただいています。メディア各社なのですが。取材対応が出来ないこともあり、特に積極的にしていません。
この事業は今後も継続していくのでしょうか?事業を支え支援する他団体との関係を  おかまいない範囲で説明ください。
天狗荘の大久保さんと将来合同になるように2回目以降は実施したいと思っています。地元の皆さんと共催する形にしたいと考えています。とりあえずは年に1回、海水浴同様1回になると思います。
準備ですが、前日にかんじきで雪を踏み固める作業がいります。一列に並んで往復して踏み固めていませんと、そり遊びは出来ないでしょう。とミキサー担当の高知シティFMの目黒課長にアドバイスいただきました。目黒さんは新潟県の出身で、スキー大会などの事情に詳しいです。