フクちゃん青汁工房の展開について
 今週のゲストはのむのむサラダ代表の浜なつ子さんです。浜さんはこのたび南国市にフクちゃん青汁工房の工場と本社、研究室を建設し、開設されました。
 今日のテーマは「フクちゃん青汁工房の展開について」でお話を伺います。
この不況の時期に新たな設備投資をされ、工場建物を建設するのは大変であると思われます 。資金はどの程度かかったのでしょうか?おかまいない範囲でお話を伺いたいのですが・・。

 そうですね。すべてあわせると5000万円程度でしょうか。おっしゃるようにこの不況の時期に新たに事業ということで、皆から呆れられています。

金融機関もそうでした。でもやろうと決めたことですので、頑張ります。

浜なつ子
問題はフクちゃん青汁の販売先です。従来浜さんは高知市大津の食品工業団地近くで喫茶と青汁の配送もされていたようです。そのルートを生かすのでしょうか?
 そうですね。ジュースに関しましては、今から7年ぐらい前に高知市高須にて「野菜ジュースの店」を開店しました時に以来のファンが沢山いまして、待って下さっています。
 あらためて営業マンを雇用して展開するというのではなくて、顧客は数多くいますし、私自身が営業し、更なる開拓をしていくつもりです。
南国市に完成したフクちゃん青汁工場外観
青汁工場内研究室
以前浜さんにお話をうかがいました。そのときに、高知県内より、県外に販売の重点を置かれるようなのですが、具体的にはどのような地域をターゲ ットにされているのでしょうか?
 そうですね。県外にジュースカフェの展開をしていくつもりです。まずは高知が大事ですけれども、同時に、愛媛県、関西方面へ攻めていこうと考えています。反応は良いですね。
 青汁といいますと、先行メーカーもありますし、競合相手も少なくありません。新たに創業され市場に浜さんは参入されるわけです。「他とは違う」という浜さんの青汁の特色はどのようなところにあるのでしょうか?
 そうですね。うちの場合は栽培方法ですね。肥料まで独自に自分のところでつくっています。また青汁の原料はケールではありません。キャベツの一種ですがアフリカ原産のキャベツです。私はケールよりはすべてにおいて勝っていると確信しています。
 ビタミンK、鉄分、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど野菜ではなかなか摂取しにくい栄養素がきちんとバランスよく入っています。このアフリカ原産の葉キャベツをうちのほうで栽培をしています。
 それをメインにしまして、「あなただけのジュース」ということで、個別に色々対応の出来るジュースをこしらえています。ミックスべディタブルジュースでして、ほうれん草やトマト、セロリ、ピーマン、バナナなど季節に応じて10種類以上の野菜を組み合わせたジュースです。野菜不足な方にはお薦めのジュースです。
栽培に使用する堆肥もこしらえて使用しています。
 青汁工房をスタートされました。青汁といえば農家が栽培した野菜を浜さんが仕入れ、それを工場で青汁に加工され販売されます。その原料である野菜(アフリカ原産のキャベツ)の品質管理やこだわりはシビアである聞いています。そのあたりはどのようにされているのでしょうか?
 そうですね。野菜に関しましてはアフリカ原産のキャベツです。先ほども申し上げましたが、ビタミン、カルシウム、亜鉛、鉄分、ミネラルを豊富に含んでいる野菜です。
 まずうちの場合は野菜作りの「土づくり」からこだわっています。使用する堆肥を微生物で発酵させます。そうしてこしらえた肥料で栽培をしています。そして化学肥料はできるだけ使用しないようにしています。農薬類も使用しないようにしています。
土づくりから始め、畑で栽培されています。植えつけられ有機栽培されています。

 と言うことは、有機栽培に近いことをされているということですね・
そうです。有機栽培です。
原料のアフリカ産キャベツ
青汁工場内部。ここで青汁に加工されます。
 堆肥もさきほどのお話にありましたが、微生物で発酵したものを農家に使用いただいているわけですね。
 杯。養鶏場や酪農農家と契約いたしまして、そこへうち込んで堆肥をつくっています。それを野菜作りに活用しているのです。
 
 当初の生産・販売量はどの程度からスタートされるのでしょうか?
 粉末の青汁(フリーズドライ加工)と生ジュースがあります。粉末の青汁は今月商品が出来ます。
 青汁はとりあえず1日サイズで500本、Sサイズで500本、あわせて1000本から製造するようにいたします。
 いよいよこれでスタートされましたが、売り上げ目標は大きく考えているのでしょうか?
浜さんのフクちゃん青汁工房の目標を、お構いない範囲で述べていただけませんでしょうか ?
 
 そうですね。高知よりも県外を攻めまして、「外貨」(県外資金)を稼いでくることにしようと思っています。
 
 もう一度伺いますが、先行しているメーカーとの「差別化」についてはいかがでしょうか?

 粉末の青汁はフリーズドライ加工ですので、できるだけ生の野菜の栄養価が変わらない加工方法を採用しています。ソレは普通の加工方法より、コストが10倍近く高くつきますが、うちのような小さなところでは素材と加工方法にこだわる生き方をしたいと思います。自信を持って安全な野菜づくりをしていきますので、皆さん応援をお願いします。