高知新港・高知工科大学・流通団地・PFI方式での統合病院・高知競馬の意義・目的は?
 
今週のゲストは高知県知事橋本大二郎さん、高知県特別職秘書川竹大輔さん、市民オンブズマン高知代表窪則光さんです。今日のテーマは「高知新港・高知工科大学・流通団地・PFI方式での統合病院・高知競馬の意義目的は?」です。
私立高知工科大学が産声があげてから、もう6年(平成9年設立)になります。もうそろそろ自立の方向にむかうべきではないでしょうか。
橋本
運営費は出ていませんよ。当初から4年生学部が完成すれば、文部科学省からの補助金が出ます。その時点で県の助成金は出していません。今後も出ません
県内からも進学校からも志願させていました。最近の少子化や不況で経営は大変ではないのでしょうか?また大学を卒業しても就職できない状態になっているのではないでしょうか?
橋本
就職率にかんしては、圧倒的に良いですよ。他大学よりは遥かに高いです。
話は飛びますが、高知大学高知医科大学が統合します。また高知女子大学の学長の問題もさっぱりわかりません。高知工科大学は「金食い虫」で、「高知女子大学は紛争で学長ががたがたしたとか」。教育立県をめざした高知県では教育委員会の不祥事が続いたり、高知県の教育関係はどうなっているのかなと思いますが。
橋本
教育環境はひじょうに良くなっていると僕は思います。高知工科大学のおかげで、
従来は年間500人の学生が、首都圏などへ進学していましたが、県内に残るので、親の経済負担が軽くなりました。高知女子大学の問題はもっと県民が関心を持っていただきたいですね。これまで税金を直接つぎこんでいますので。大学の先生方が象牙の塔のなかでごたごたをやっていいものか。それこそオンブズマンのメスを入れてほしいですね。ほとんど女子大の問題にオンブズマンの活動がないんじゃないですか?
高知工科大学のキャンパス
あそこの会場を借りています(オンブズマン大会などで)し。
橋本
それじゃいけないと思いますね。なにかオンブズマンとあそこの先生方と繋がりでもあってできないのかなと思いますが。
高知工科大学の問題でひとつ聞き忘れていました。県庁の職員が今でも20人以上高知工科大学に派遣されています。
橋本
工科大学だけではなく、他の団体もそうですね。工科大学もどんどんプロパーの職員に切り替えていますので。
工科大学は私立でしょう。
橋本
県立の文化施設でも民間職員を入れたり、民間委託をすべきだと思います。そういう視点でオンブズマンには見ていただきたいですね。
まさにそうすべきだと思います。
川竹
提言を是非していただきたいです。情報公開の資料を活用してこうすれば民間委託が出来る、民間経営のほうがきめ細かい県民サービスが出来るとか。そうしていただきたいですね。
そう言われても議員でもないのでなかなか情報は取れませんよ。
川竹
議員でなくても職員に聞いてもいいし、私におっしゃられてもかまいません。
それは簡単に言われても。情報公開条例のような担保がなければ無理なのでは。
橋本
それは僕に言っていただければ責任をもって出しますよ。なんでも。
ようは組合問題なんだから。県職員に守られた組織に守られたところをオンブズマ ンが情報公開すべきです。
 記者クラブなども年間何千万もかかる費用を県が負担しているのもおかしいですよ。職員まで配置して。 特別待遇はやめるべきですね。