ブロードバンド時代 その2 社会はどう変わりますか?
  今週のゲストは、NTTマーケティングアクト四国・ソリューション営業部高知支店ブロードバンド営業担当課長代理の岡田和さんです。
 今日のテーマは「ブロードバンド時代 その2 社会はどう変わりますか?」でお話を伺います。情報通信の発達も、道路や港湾や空港同様の社会基盤整備です。
 NTTグループは「フレッツ・スポット」という事を提唱されています。これはどのような考えかたなのでしょうか?

 フレッツスポットとは、空港、駅、ホテル、カフェなどで、お手持ちのパソコンでインターーネットが利用できるサービスです。ビジネスのお客様が増えています。高知へ来られるビジネスのお客様もパソコンを持参されてきています。


 ご自分の通信料でどこでもインターネットが出来るシステムです。高知市内では現在20箇所程度のアクセスポイントがあります。

岡田和さん
 駅や、空港、カフェ、ホテルで自分のノートパソコンでインターネットが出来るということですね。従来はカード上になったPHSを持参して、パソコンに差し込んでインターネットをしていました。
 あれとどのように違うのでしょうか?
 同様のワイヤレスです。無線LANカードを差し込んでいただきまして、インターネットなどを利用していただきます。ワイアレスからはアクセスポイントまで無線で交信いたします。
 今は飛行場や、駅などでビジネスマン達がパソコンを操作しているのを見ますが、現在は高知市は20箇所だということですね。空港、駅以外はホテルが多いようなのですが。

 今のところそうですね。少し飲食関係が多いようですね。駅などは今後増やしていくようになっています。

現在の高知市のフレッツ・スポット。飲食店、ホテルなどに、アクセスポイントが設置されています。

商店街などはこれから、設置される予定です。

 高知市では20箇所程度ということで、使える範囲が少ないのですが、都市部においてはかなり多いのでしょうか?実際に岡田さんのお客様などで活用されている事例もあると思いますが・・

 あるお客様ですが、岐阜から大阪を中心に県外へ出張されることが多く、パソコン持参で行かれていますので、このフレッツスポットを各地で活用されてお仕事をされています。4ヶ月になりますので、上手く活用されているのだと思います。
 わたしなども業務用のホームページを作成しています。工事現場へ行きその様子をカメラに撮ってメーカーに転送し、またそれをその場でホームージを作成し、お客さんに見ていただく。こういうスポットがたくさん出来ますと、事務所へ帰らなくても現場で仕事が出来ますから凄く効率が上がりますね。

 ただ現在は場所的に限られています。不特定多数のお客様が集合したところでないと出来ていません。それとBフレッツの配線が来ていませんと出来ません。

 アメリカなどの事情を聞きますと、そのようなスポットがどんどん出来ているようですね。向こうではどこかしこでインターネットが出来ますので、「ネットカフェ」などは存在しないようです。日本もやがてそうなるのでしょう。
 フレッツスポットに申し込みいただきましたお客様については、現在モニターを募集しています。

 不特定多数多数が利用する施設としては、病院や官公庁の施設、図書館などがありますね。そういう場所の利用はできないものなのでしょうか?
 現在検討中です。県外では市役所などや商店街での活用事例があります。フレッツスポットのアクセスポイントを設置するお客様ご理解が得られましたら、普及してくるのではないかと思っています。

 通りであるとか、広場でもフレッツスポットは出来る可能性があると思いますが。
 そうですね、アンテナを設置するのには電源が要ります。電源の工事はお客様で負担いただくことになります。Bフレッツの配線が来ていましたら出来ます。アクセスポンとになります。
高知市中心街のはりまや橋商店街では、毎週金曜日に広場でweblogサロンが開催されています。
 
 市内中心街であれば。いろんな情報がたくさん集まって来ています。観光面でもいろんな高知県内のことの問い合わせもよくはりまや橋商店街サロンの時、県外から来られた人に聞かれます。
 こういうフレッツスポットがあれば活用のしがいがあると思いますが・・・。

 県外のビジネスマンの方はパソコン持参で来られている方が多いので、そういう形で利用していただければと思います。
 私も金曜日のはりまや橋商店街へノートパソコン持参で、サロンに行っています。そこでblogの作成などをしていますと、県外の人から「パソコンをお貸しいただきたい、インターネットで調べ物があるから」と言われたことがありました。
 これからさきどんどん伸びていくと思います。
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