高知の可能性について
 今週のゲストは川窪財(たから)さんです。川窪さんはソーホーベンチャー協会理事長をされています。ご自身はデザインや企画を行うエイチ・ツーオー・デザイン室を経営されています。今日のテーマは「高知の可能性について」でお話を伺います。
 各種の経済指数では全国最低県。高齢化比率も高く、過疎も進行しています。どのようなところから高知に可能性があるのでしょうか?
ビジネスや、まちづくりのネットワークの人たちの議論の雰囲気はいかがでしょうか?なにかユニークな意見は出ていますか?
 それに就いては私だけの意見ではありません。仲間と考えていることもあります。指数というものを「逆さに」考えてみてはどうでしょうか?
 と言いますのは、今更経済の指数を上げるとか、たぶんそれが47位が45位になる程度の話ではないでしょうか。そうで話しに、高知県の魅力はなんなのかと考えた時には、海、山、川、人情、食べ物、太陽、そういう都市には無いものがたくさんあります。
 指数が低いから悪いのではなくて、物差しの基準を変えて見ませんかというのを仲間達と話しています。
 東京中心の、中央省庁の物差しで考えれば最低であるが、それを逆に考えてみる。川海老が川で採れて、前の海で貝を採ってくる。わさびも上の山から採ってくる。それを炭火で焼いて食べます。
 経済的にはゼロですが、物凄く豊かな食生活ではありますね。そういう風な考え方ですね。
 そういうのはありですね。中央の方が望んでいる暮らしであったりします。あのすべて昔の偉人のようなことはできません。
 情報技術を使って無理なく出来ることもありますし。いろんな話し合いをしなくてはいけないでしょう。指数でくくるのは止めにしたらどうかと個人的には思いますね。

川窪さんは高知の可能性は、どこにあると思いますか?「人財」だと言われていますが、それは存在しているのでしょうか?
 当然いると思います。自己表現が下手であったり、相手と相手の接し方が上手でなかったりします。実際話をしてみて相手がわかることがあります。
 働いて感じるものもあります。そういう人間的なことを深めたら相手のことがわかりますし。人材の良いところを引き出せるのではないかと思います。
高知の文化的なバックボーンは何であるのでしょう。維新の志士は言い尽くされていますが。坂本龍馬と高知で強調されている人ほど「保守的」なように思えるのですが・・。
 高知だけ独立国のように思っています。隔離されてきたので、自由奔放な人たちがいます。高知県独特の土地柄のものでしょうか。そのなかで、自由な発想が出来たのではないのかなと思います。
 川窪さんはお立場はコーディネーター役です。例えば高知を他県の人たちに、わかりやすく紹介する場合は、どのような表現をされますか?
 友人が高知へ来た時には観光名所へ連れ出しはします。しかしなんとなくしっくり来ないのが本音です。やはり食べものや、自然と親しくするところでは、みんな喜びます。
 「自給自足」が出来る全国で唯一できる県なのではないでしょうか。米とか魚とか、野菜とか、なんでもありますし。最後まで自給自足でいるぞとか。ちょっとばかばかしい話になりましたが・・。 
 観光と言う観点で行きますと、プロ野球のキャンプも宮崎や、沖縄に移転してしまいました。川窪さんなりに巻き返し策はあるのでしょうか?
 そうですね。それはなかなか答えはないような気がしますね、沖縄へいく気持ちはわかるような気がしますね。
 決定策は思いつきませんが、懇意に説得するしかないのではないでしょうか。
 高知市の財政は逼迫し、岡崎誠也市長は事業の打ち切りばかりしています。県庁も予算削減に動いています。行政への依存比率の高い高知県ですが、大丈夫なのでしょうか?
 今の予算削減で余裕がなくなり「あばら骨」が出てきたのでしょうか。良いことではないですけれども、いよいよ民間がいよいよやっていかなければならないゴングがなったのではないかなと思います。
 逆に言えば行政に「おんぶに抱っこ」していた自分達が何が出来るのか。皆で考えていけば良いのだと思います。
 その可能性はあるのでしょうか?

 それは行政の方との活動と行動に尽きると思います。
 協働ということですね。パートナーシップというのでしょうか?言葉が聞きますが実態はあるのでしょうか?

住民参加の段階を示すはしご段。

「パートナーシップ」とよく言われますが、実はなかなか段階が高いのです。

 本当に行動すればわかりやすうのでしょうか。よそのことはわかりにくうですが、自分のこと、自分の街のこと地域のことはよくわかるのではないでしょうか。