未来を担う青少年のために
 

 今週のゲストは夜須町長の清藤真司さんです。今日のテーマは「未来を担う青少年のために」です。清藤さんは38歳と高知県下で一番若い青年町長です。日本は「少子・高齢化」社会になりました。夜須町も進行しています。高齢化比率が29%、年少比率が12%ですから、平均より先行しています。青少年対策は重要です。
かつて夜須町には塩谷に「海の家」がありました。40年も前の話です。私も小学4年生の時、級友達と土佐電鉄の電車で来ました。親元を初めて離れ外泊し、海水浴した体験は忘れられません。何とか復活できないものでしょうか?
海浜学校は昭和47年までありました。その後昭和60年にサイクリングターミナルとして再スタートしたと思っています。レンタルサイクルと宿泊なのですが、宿泊を連想しない名称なので再検討もしています。レンタルサイクルをヤ・シーパークで出来るようにしようと計画中です。今「四国の道」が見直されています。夜須町から、芸西村、安芸市までのサイクリングコースは、松林あり、海沿いで風光明媚なコースです。
 小中学生に利用していただきことを念頭に考えています。
1989年に高知青年会議所時代に「中学生のためのサマーセミナー」というヨット教室を宿泊合宿で始めました。最初はホームスティ形式でしました。形を変えて継続されています。サイクリングターミナルで合宿研修しました。国体の関係で中断されていますが、復活していただきたいものですが・・・・
 ジュニアサマーキャンプという体験型の海の研修合宿とサイクリングなどを活用して、連携して行きたいと思います。
町内の民宿であるゆうゆうさんところへも、大阪の子供達が来られて、海水浴やカヌーなどを楽しまれています。将来は受け入れ体制を整備して「青少年海洋体験スクール」なども出来れば良いですね。
海を活用した「青少年海洋体験スクール」の設立ではないでしょうか?
  その仕組みは行政、企業、町民、県民で考えるべきではないでしょうか?
サイクリングターミナルの近くには塩谷海岸、住吉海岸も近くにあります。ヤ・シーパークとも連携した活動にしたいです。青少年事業として、海辺のクラフト教室とか、ヨット教室などを開催していきたいと考えています。
1989年に高知青年会議所主催でジュニアサマーキャンプが開催され、ヨット教室を実施しました。
 
体験学習は夜須町は豊富にありますね。自転車、海水浴、カヌー、ヨット、山もあります。それらを総合的に組み合わせたら、なんか出来そうなのですが・・・。
昨年国体でボランティアのみなさんにお力を借りました。旧鉄建公団事務所跡を国体時には、ヨット関係者で使用いただきました。今後はヨットやカヌーや海の体験学習ができる拠点としての整備をしていくつもりです。レンタルサイクルも出来るようにします。
 修学旅行の受け入れも県のほうも力を入れています。将来は「マリンスポーツが体験できる修学旅行の受け入れ」を目指していきたいと思っています。
それは徳島のB&G財団の海洋スクールもありますね。大阪にも海洋青少年海洋スクールもありますね。修学旅行生を受け入れるとすれば、平日対応になりますね。私などは土日ならお手伝いできますが、平日になると専用職員がいませんと対応できません。
海の体験であれば、安全対策や指導に人員は必要です。NPO方式で考えてみたいと思っています。
 私は夜須で休日には年中ヨットに乗っています。その場合は漁師さんに気象の状況を聞きます。「今日はこの雲だから風が吹くから,注意するように」とアドバイスを頂きます。「観天望気」といいます。漁師さんや住民がただ海を見ていただく、何かあったら連絡してもらいだけでも安全対策になります。独特の公益法人になればいいですね。
ヨットの指導風景です 旧鉄建公団跡地です。
漁師さんも漁業以外での、収入があるような方法も検討中です。観光漁業、なども含めた事業も絡めて、青少年の問題も考えて行きたいと思います。