結婚応援団の目的とは?
 
 今週のゲストは高知結婚応援団団長の楠瀬由美さんです。楠瀬さんはくすのせゆみブライダルの代表者も勤められています。
 今日のテーマは「結婚応援団の目的とは?」でお話をお聞きします。昨年11月18日の地元新聞にも活動が紹介されていました。「少子化阻止へ結婚応援団」「未婚者に月一回セミナー」「人間力向上を目指す」とのことのようですが・・・・
現在「結婚応援団」の団員は何人でしょうか?またどのような職種の皆さんが、  参加されているのでしょうか?
はい。現在結婚応援団は様々な職業の人達が参加されています。行政や、学校関係者のアドバイザーの方も入れますと80人以上になっています。
 職種は、私たちのようなブライダル関係のだけではなく、企業の方々や、主婦の方などもメンバーにいらっしゃいます。
楠瀬由美さん
結婚応援団では月に1回セミナーをされているようですが、どのような内容のセミナーをされているのでしょうか?
 コミュニケーション能力、交際する能力が最近低下しているのではないかと思っています。そういうところを強化するセミナーをしています。
 男性と女性との心理的な違いもありますし、いろいろと専門家の人たちから教えていただくようなセミナーもあります。
 先ほど楠瀬さんのほうから、「コミュニケーション能力がなくなっている。」と言われました。それは結婚適齢期である若い人たちがコミュニケーション能力がなくなっていることなのでしょうか?著しく低下していることになるのでしょうか?
 そういったことだけではありません。若い人から、高齢者までと言いますか、未婚者に限らず、講師の先生に教わりましたのは、「男性の交際能力は、女性に比べて3分の1である」と言うことです。
 女性は3倍優秀であることを聞きました。なんでだろうと思いました。右脳と左脳の違いなのでしょうか?人間構造学でしょうか。昔は男性は狩に出て、女性は子ども達と家を守っていましたから。そういう歴史的な背景があるのでしょう。
いろいろな「結婚応援団事業」をつうじて、コミュニケーション能力を高めます。(写真は楠瀬由美さん提供)
実際に効果は現れたのでしょうか?おかまいない範囲で実例をご紹介下さい。
 そうですね。まだ昨年の7月10日から第1回のセミナーからスタートですので、まだ1年も経過していません。すぐさま自分磨きが出来て、効果が現れるところまでは行きません。
 少しは頭のなかで理解できますと、「だからそうなんだ」と。勝手に自分で思い込んでいたことなのが、柔軟性が出てきたりしてきていますので、いくらかは変って着ているのかなと思いますね。
 コミュニケーション能力が総体的に落ちているとの話でした。
 やはり「応援団」をこしらえないと、当世の若者達は結婚に踏み切れないのでしょうか?
 応援団をこしらえなければ出来ないというつもりはありません。各個人の皆さんが、踏み込むことですね。恋愛に対してどうしても臆病になってしまうことがありますね。少々のことでめげずに、自分が好きなら好きと相手にアプローチできれば良いのですが。
 失礼ながら30代になって、今までのこともあり、確かに踏み込めないこともあります。応援団をこしらえたきっかけは、未婚者の皆さんいろんなメンバーに来ていただきたい。同じメンバーばかり来ていましても、「また同じ人しか来ていない。」ことになります。
 親戚やご家族で「この人は放って置けない」という人たちにお声をかけていただきまして、一緒に連れて来ていただく。それは地域の相談役さんのような感じであるのではないでしょうか。そんな風に結婚応援団のことを思っていただいたらと思っています。
 結婚に踏み切れないというよりは、パートナーさえ見つかれば、「この人なら結婚したいな」と言うパートナーに巡り合えれば、もちろん一緒にいたい。結婚したいと思うはずです。でもなかなかそういう人に巡り合えないのですね。
 会えないことはないと思うんですね。結構身近にいるのではないかと思います。気がついていないのだと思います。気付かせてあげたり、その人の内面を見て行ったりします。学びの場を与えてさしあげ、「気付き、学びの場」をみなさんがどう考え、そう行動するのか。おせっかいですがいつも言っています。

結婚応援団でもパーティの様子です。

(写真は楠瀬由美さん提供です。)

 楠瀬由美さんの会社のホームページ     http://www.inforyoma.or.jp/takasago/kusunose/welcome.htm
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