高知とイタリアの共通点は
 
今週のゲストは高知青年会議所理事長の宮地貴嗣さんです。お仕事はラ・ビータ宮地電機専務をされています。グループの中でもラビータはイタリアの産物、食材を提供される店舗として独自な地位があります。フランスやアメリカではなくなぜイタリアだったのでしょうか?
ラテン系の気質が高知県人にあるのでしょうか?男は働かない 。女性が強い。マフィア(暴力団)も勢力がある。左翼勢力も根強い。所得も低く、貧富の差があるなど共通点は多いですね。
水辺の風景です。
1992年に「都市再開発セミナー」講師で来高した津端修一 氏は「イタリア経済の躍進は大企業の業績ばかりでなく、スモー ル・ファミリービジネスといわれる零細企業の奮闘に負うところ が多い」といわれていましたが。

直接世界のユーザーと接触し、高い技術の産物を小量でも出す体制が好評とか。実際そうなのでしょうか?

イタリアは職人を大事にする社会です。「マエストロ」として社会的にも尊敬されています。もともとは会社の照明部門が良いガラス工芸を探しにイタリアのベネチアへ行った事から交流が始まりました。今年で10年になります。
スローフード運動イタリアから始まりました。時代の先端を行っているようですが。
青果市場の様子。                
 魚市場もあります。シーフードは豊富です。
もともとはイタリアにマクドナルドが出来たことによる食関係の職人たちの危機感からでした。「マエストロ」「技術」「個人」」を大事にする社会がイタリアです。
レストランも昼食後数時間店を閉め、午後8時半にまた開店します。高知も夏は暑いので「昼ね条例」をこしらえたらどうでしょうか?
高知にないのはサッカーチームですね。
イタリア人のライフスタイルなどで、参考になるいようなところはありますか?
すべてとは行かないですが、参考になりますね。企業社会とは退対極にある社会です。日本も学歴ー年功の独自の社会が」崩壊しつつあります。ひとつもモデルとしてイタリアは高知にとって参考になります。