新しい県民参加の仕組みづくりについて
 

今週のゲストはIT関係の会社を経営されている宮本裕士さんです。また特別ゲストに情報NPO法人「ハートリンク・コミュニティ」理事長の竹内隆志さんいも来ていただきました今日のテーマは「新しい県民参加の仕組みづくりについて」です。今年は高知県庁の行政経営室が550万の予算を組み双方向のホームページ「県民掲示板」づくりを目指しています。
 私も宮本さんも新しい県民参加の仕組みづくりである「ぷらっとこうち」作り事業に参加しています。これは一方的な情報の伝達ではなく、行政と県民の双方向をめざすホームページづくりです。参加されて、見えてきた課題や、期待度、問題点はありますか?

宮本さんは「技術」「コンテンツ」「地域フォーラム」の3つの部会にすべて参加されています。議論の中で気がついたことがあれば、おかまいない範囲で述べてください。

 
 みんなの「熱い思い」が役に立てば良いのかなと思いました。単に電子掲示板に「命が吹き込めるかどうか」が今後の課題です。今後の県政に対する期待度は高いとは言えます。情報の共有化、双方向が大事でしょうし、その「橋渡し」の道具(ツール)が必要だと思います。。
  
竹内さんはどうでしょうか・
 防災情報などを書き込める掲示板をこしらえることは大事でしょう。そういう機能も必要でしょう。

 高知シティFMもコミュニティFMです。95年の阪神大震災の時、神戸のコミュニティFM局が罹災者向けの「生活関連情報」を発信し、大きな評価を得ました。コミュニティFMとも複合させながら、この電子掲示板が活用されたら良いと思いますね。

従来の行政のホームページとの違いはありますか?個人のホームページともどのあたりが違っているのでしょうか?
 
まだ決定されていない部分もありますが、自分自身、掲示板自体の機能の差異についてはそれほど大きなものを感じてはいません。何人以上集まったら会議室にランクアップするといったような独特の規定はあったりしますが、そういった掲示板の決め事より、自分としては稼働後のサポート体制に期待を持って見ています。稼働後に素晴らしいものに、みんなで仕上げていければ良いなと思っています。
住所とアドレスを登録してまで「書き込む」県民はいるのでしょうか?
そのあたりの独自性はどうなっているのでしょうか?
正直言って個人的に何らかのインセンティブが与えられるべきですね。みんながボランティアで書き込んでいくというのは、かなり無理があると思います。まだそこら辺の詰めははっきりとはできてないですが、お役所によくある部署間のたらい回しでお茶を濁され、県民の側の要望や意見がいつの間にか立ち消えになってしまうというような事態はあってはいけないと思います。
先行事例の神奈川県大和市や、三重県の「双方向」を意識したホームページはうまくいっているとは思えません。どこに問題があると思われますか?

 この事業を実施するにあたり、高知県庁と、県民の関係は変化すると思いますか?
  県庁の部署は対応できると思われますか?

 この電子掲示板にあまり大きな期待をかけすぎてもいけないと思います。話の腰を折るようで恐縮なんですが、あくまでも『県政と県民の風通しを少しでも良くするための便利ツール』くらいにとらえておくべきです。県庁側と県民側の双方が、そのツールをうまく利用できるか否かで、ご質問の高知県庁と県民の関係は変化するか否かが決まってくる訳で、私自身、うまく使っていきたいし、皆さんもうまく使って欲しいと思っています。『ぷらっとこうち』の立ち上げを切っ掛けに、県庁側と県民側双方の意識が少しでも改善して行ければ成功だし、特に変化がなければ単なる無駄遣いですね。一時的な打ち上げ花火で終わってしまわないように関係されている方々は頑張っていただいて居るんですが、県民の皆さんにも是非積極的に参加していただきたいです。
 県庁の部署の対応は、前述したように結構難しい問題を含んでいると思いますが、人的システムの作り方と、県庁の皆さんの意識次第ですね。これについては若干期待はさせて頂いては居るんですが。
仲間づくり懇談会の様子です。
宮本さんがこの会合や集まりに期待していることは何ですか?また宮本さんの役割はどのあたりにあると思われていますか?
当初、「まあ何か役に立てればいいかな」というくらいの気持ちで参加させていただいたのですが、いろんなメンバーのいろんな考えを聞いて自分自身の考え方や、社会が少し広がったような気がします。自分の役割として確固としたものは持ってないですが、「こんな考え方をするヤツもいる」ということを知ってもらえば、会議の幅も広がってくるでしょう。
 
ぷらっと・こうちのネーミングの由来はどうでしょうか?
 維新だとか、高知の方言もありました。

 子供から、高齢者まで誰でもわかりやすい名前できまりました。「ふらっと」来ていただいて、誰もが集まる駅のホームがプラットフォーム。両方の意味を掛けています。気軽に「書き込んでいただきたい」

 plat-kochi.comが独自ドメインですね。
 今後の活用が県民としても大事でしょう。

 
 県民のほうも、県職員側も「情報リテラシー」の向上が必要でありますね。
 県民のほうで書き込みができない場合は、情報NPOである「ハート・リンクコミュニティ」がそのお手伝いをすることが出来ます。技術講習会を開催したいと思います。県民が「書き込み」の技術が出来れば、双方向になるでしょう。