cafe&lunchで元気になろう
今週のゲストは高知大学人文学部学生の宮脇綾子さんと、津野裕子さんです。宮脇さんと津野さんたちは学生グループ「Rink」を結成され活動されています。今日のテーマは「cafe&lunchで元気になろう」です。
 「cafe&lunchげ・ん・き」は、障害のある人達が午前8時から午後4時まで就労されている県庁前の喫茶店です。RTNKの皆さんは、午後4時から8時まで喫茶コーナーを営業されています。その活動の狙いを伺います。
 営業時間的には、ご苦労されるとは思います。人寄せ、人集めの作戦はなにかあり
ますか?おかまいない範囲でご披露ください。
宮脇 あの通りは人が通るようで、通らないのですね。特に午後6時以降になりましたら、人通りは殆どないのですよ。貸切状態で、使っていただく利用方法を重点的に考えています。
グループなどで使うと言うことですね。学生さんだけではなくて、社会人でもサークルのようなことをして使いたいということも可能ですね

午後4時から8時まではRINKの皆さんが運営スタッフをされていました。

この日はあるサークルの会合が開催されていました。

津野 それは可能です。そういう活動をしていただくことで、「こういう人がいるんだ」ということを知ることになります。その繋がりが広がっていきますね
宮脇 私たち自身はいろいろ活動内容を規制はしたくはないですね。
お店作りやイベントのコーディネートをされていかれるとのこと。歌のサロンや、プレゼンテーションフェアとか構想は聞きました。そのほか具体的なプランはありますか?
津野 芸術的なことを言いましたら、絵を展示するとか。個展のようなことを開催いただくとか。
宮脇 大学のゼミなどで使っていただくとか。ちょっと場所をかえたらゼミも良いと思いますね。
私らとすればお店の集客に「簡単作成ホームページweblog」のサロンをcafe&lunch,げ・ん・きでやりました。それを定例化すれば良いと思います。はりまや橋サロンも金曜に昼間しています。県庁。市役所が近いので、週1タイムでやってみたいですね。自分のホームページをこしらえたいという要求は中高年の人達も根強くありますので。
はりまや橋サロンでのweblog
障害者福祉センターでのweblog講座の様子
宮脇 これは大学生と社会人の交流の場にもなると思います。
そうですね。親子ならともかく、私なども大学生と交流することはないですから。
津野 場所もないですし。
宮脇 これをしない前は、「あ社会人だ」「子供や」という意識がお互いあったようです。ちょっと話してみたら壁がほぐれて、それがいいかなと思います。
もともとcafe&lunchげ・ん・きはワークス未来高知の竹村利道さんが、「交流の拠点として」位置づけたいと言われていました。様々なアイデアは聞きましたが、みなさんはそのあたりはどう思われていますでしょうか?
宮脇 学生がやりたいことを支援すうることもそうですが、お昼のお店も障害のある人達が働くお店を街中につくろうというその思いに皆賛成しています。やっていることは直接福祉ではなくとも、私たちが活動してお店を盛り上げることが、夜もお店を明けることが、間接的ですがこれも福祉の形ではないかと思います。
新しいコミュニケーション。リンクをしていくことだと思いますね。
良い試みだと思いますが、どうやって県民市民にお知らせされるのですか?方法手段は考えていますか?
宮脇 口コミもありますし、使っていただいた人の繋がりとか・・。インターネットを使ってとか考えています。メディアに対してお願いして掲載していただくとか。難しいですね。広報や告知の仕方をすることが今後の課題ですね。
プレゼンテーションはそういうことですね。大学の構内だけにプレゼンテーション技法が磨かれるのはもったいないですね。
宮脇 みんなで集まってやれればいいのですが
RINKの運営は大変ではないですか?何人メンバーがいらっしゃるのですか?
宮脇 現在5人ですね。大変です。是非カフェをやりたい人がいましたら、ぜひ一緒にやりましょう。
cafe&lunchげ・ん・きでRINKの皆さんのやりたいこと、交流についてPRして
ください。
宮脇 街のリビングを目指しています。家のなかでもリビング。お昼の「げ・ん・き」の店ものんびりしてとっても雰囲気が良いんです。それを受け継いで朝から晩まで、全体が「街のリビング」になれたらいいなと思います。
津野 私は竹村利道さんという、ワークス未来高知の方が教えてくれました。「いくら売り上げるのよりも、何人人を集められるのか」。わたしたちがやることによってそこできっかけ作りができれば良いなと思います。なんにん集めたいかを目標にやっていきたいです。
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