木質バイオマス地域循環システムについて
 
 CO2(二酸化炭素)を増やさない、間伐材による発電。「エネルギーの地産地消」である木質バイオマス地域循環システム。森林県(県土の82%は森林)である高知県の特色を生かし、環境対策を推進するプロジェクトです。

 最近では木質バイオマス発電は注目され、世界企業であるソニーも取り組んでいます。

 
 ソニー、木質バイオマス利用促進のため、秋田県へ寄付を実施
- グリーン電力証書を通じた森林保全支援活動を推進 -


 
 
 高知県仁淀川町での木質バイオマス地域循環システムが、実際に稼動し、成果を上げているしくみになっています。
 

 NPO土佐の森救援隊にて間伐ボランティをされている中嶋健造さんたちと、仁淀川町、木材関係者、川崎プラントなどで木質バイオマス地域循環システムをほぼ完成させています。

 木材をチップ化し、ペレット化し、熱利用や発電のシステムはほぼ完成されています。一番問題なのは「林地残材」と言われている間伐作業などで森林に伐採され放置されている木材です。仁淀川町の木質バイオマス地域循環システムは、その回収システムを多大なコストをかけずに地域全体を巻き込みながら、「環境に配慮し」「地域を元気にする」しくみであります。

 
 単に「燃料としてだけ」林地材を利用しているのではありません。目的は間伐作業の推進により山を元気にすることです。また間伐作業だけでなく、地域経済にも少し刺激を与える工夫もあります。

 高知シティFMの番組「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」に出演された中嶋健造さん。番組内容をまとめてみました。

 
木質バイオマス地域循環計画がWEBラジオに

 「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」の4月番組ゲストは、中嶋健造さん(NPO土佐の森救援隊)。間伐ボランティ活動の傍ら仲間たちや仁淀川町、森林関係者、製造メーカーとの良好な関係で着想された「木質バイオマス地域循環計画」。

 


「インターネット・ラジオ」と表示している画像バナーをクリックしてください。但し動作環境ではマックでは聞こえない可能性があります。ご容赦ください。
 
 木質バイオマス地域循環計画とは? その1 
 
 木質バイオマス地域循環計画とは? その2
 
 本当の木質バイオマスとは? 
 
 木質バイオマス地域循環計画が地球を救う