コミュニティー・ビジネスの可能性について
 
 今週のゲストは西岡燃料社長の西岡謙一さん、インターシップで西岡燃料で研修されている斉藤大輔さんです。今日のテーマは「コミュニティ・ビジネスの可能性について」です。コミュニティビジネスとは、「市民が主体になって地域の生活課題の解決をビジネスとして取り組み、コミュニティの再生と雇用や地域経済の活性化を同時に達成しようとする新しいまちづくりの手法(IMIDAS2003)です。

西岡 まちも元気になり、地域も元気になると言うことでは私の考えと変わりません。ビジネスという概念が日本の場合は狭いですから。自分は事業であると考えています。「志をもって地域を元気にする」事業をコミュニティー・ビジネスと呼んでいます。
西岡さんは、よく使用されるキーワードがあります。「寺小屋」「ひろば」「塾」「サロン」というしくみを提唱され、実践されています。「商い」の原点を体験することと、まちづくりが密接に関連しているようなのですが?
西岡 最初サロンがあって、塾があって、広場があって、寺小屋になりました。それと平行して、はりまや商店街で「出店」というか露店を出し始めました。商いの原点である体験が露天で出来ます。うちが炭を置いたり、パソコンを置いたり、陶芸をおいたりしていますと、知り合いの人や、通りがかりの人が「お宅は何屋さん?」とか会話が弾みますね。
 そういうやりとりが面白いし、ただ物売るだけが商いではないなと思います。

斉藤さんは、西岡さんところで、研修されてきました。「商い」の原点を掴みましたでしょうか?「炭焼きサロン」のお世話などをされていましが・・・。
斉藤 商いの原点は露天ですね。大学では経済を習いましたが、「商い」については学べませんでした。最初3月は試行錯誤でした。お客さんのこと考えていました。でもお客さんのことを大事に考えましてもわからないことが多かったです。最近は自分も楽しく、お客さんも楽しいこと。「楽しさを分けてあげる」という考え方に変わりました。
お客さんも楽しさを求めて、次もやってきてもらうということを目指しています。
「はりまや橋サロン」での展開も今後はされるのでしょうか?
はりまや市で秋刀魚を焼いています
多い日は20匹も焼くそうです。
西岡 そうですね。以前からしていました。最初はメールなんかで案内しまして、知り合い同士でご飯食べたりしていました。最近はだんだん来られる人の幅が増えました。当たり前のことですが、「出会いの場」のようなものがあるようでなかったことに気が付きました。それがはりまや橋サロンを継続するにつれ、蘇ってきていることを感じます。知り合いの人なかりでなく、通りがかりの人もいますから。将来的には、市内にもあちことに出来れば良いと思いますね。

よく県庁や市役所職員研修と称し、県内の大企業で企業研修されています。コミュニ  ティー・ビジネス、露天販売をやっていただいたほうが、県民大衆が良く見えると思うのですが。
西岡  大企業の良い面もあるでしょう。ただ全体像が見えにくいでしょう。「志があってビジメスはするものだ」と言います。あたり前のことですが、実際気が付きません。露天とか、コミュニティー・ビジネスとして実践すれば、なにもかにもしなければなりませんので、「商い」の全体像がよくわかりますね。なかなかそういう体験する場はありませんからね。
学生なら学祭実行委員会とかで体験することもあろうかと思いますが・・・。露天出してやりますね。

斉藤 自分で「こうやったらどうだろう」とはあまり考えませんね。

露天なら自分で理論出して、考えて反省して、また次がありますし。

 コミュニティー・ビジネスは多様な形態があるようなのですが。介護、福祉、育児、
家事支援、教育、環境保護、ものづくり、観光、コミュニティFM、移送サービスなどが考えられます。西岡さんが提案できるコミュニティー・ビジネスにはどのようなものがあるのでしょうか?
西岡 自分が一番やりやすくて、相手もプラスになるようなものを探せばいいですね。
たとえばうちでしたら、「道具としてのパソコンを教えていく」とか、うち母なども少し耳が遠いところがあります。介護のほうを考えてみるとか。環境と言いましたら、炭なんかもそうですね。自分の得意な部分から発展させてコミュニティー・ビジネスとして実行すれば自分1人が食べていくぐらいの事業は出来ると思います。
行政に補助金を貰ってやる事業ではないようですが。NPOとはどう違うのでしょう か?同じなのでしょうか?独立・自立の精神をコミュニティー・ビジネスからは感じ ますが......
西岡 そうです。経済的な自立をする。、それが相手にもプラスになる。小さい単位でやればやりやすいと思います。それからだんだん大きくしていく体験できるところはなかなかありませんから・そういう意味でコミュニティー・ビジネスという考え方を活用すれば、誰もが損しません。
資本もそれほどいりませんし、やれる範囲でやるのであれば誰にも可能性があるということでしょうか?
土佐備長炭「癒しの炭」
はりまや市の様子
西岡 そのとうりだと思います。

はりまや橋商店街金曜の「はりまや市」

西岡さんところも露店を出しています。

そこでは炭や、七輪、炭関係の製品が販売されています。