顔の見える交流と交際の大切さ
 

 今週のゲストは、西岡燃料社長の西岡謙一さん、インターンシップをされている斉藤大輔さんです。今日のテーマは「顔の見える交流と、交際の大切さ」です。
 情報化時代と言われています。インターネットや携帯電話など多機能で高度なコミュニケーションの道具がどんどん出てきています。その反面現代人は身勝手で、余裕がなく、人付き合いが下手に成ったようなのですが。
インターネットでよけいに孤立しているもの同士で、コミュニケーションをして、隣の人と話もしない傾向が助長されています。
西岡 本当のコミュニケーションではないのに、「簡単便利に」通信が出来る時代ですね。
手間を掛けずに通信できることが、かえって孤立しまします。その危険性をちゃんと警告する必要性があります。でも大人も子供も経験していないのですね。ちゃんと啓蒙しませんと人間らしくなくなりますね。
斉藤さんは大学時代から、メールだとか携帯電話は日常的に使用されていますね。若い人の立場でどうなのでしょうか?感じよう敵になるとか、孤立してしまうとかいう体験はありますか?

斉藤 
便利だから使いますね。孤立するのはなんかの境を越えることでしょうね。メーリングリストでも2人ではなしをしていますが、「周りも見ているんだ」ということを意識することですね。意識しませんと周りが引いていって、結果として孤立することになりますね。
お互い顔見知りになれば、「ののしりあい」や「不用意な発言」も抑止できると思います。西岡さんが献身的にサロンをされておられるのは、対立回避なのでしょうか?
西岡 対立回避と言いますか、本来の「道具」としての使い方を教えあいをしています。それによりまして、変な行き違いなどはなくなりますね。言葉だけではないですからね。
メールなどは連絡用などでは良いですが、
メーリングリストや、電子掲示板などで、ささいなことで感情的になり、喧嘩をしたりします。どうしてあれほど言わなくても良いことを言ってしまうのでしょうか?
かえってコミュニケーションの阻害になりますね。また記録にも残りますし。
西岡 ルールとか限界を知って活用しませんと。まじめな人ほどしつこい。
上手な使いようが必要ですね。
携帯電話なんかも便利になりました。デジカメ機能、動画機能がありますね。そのうちテレビまで見れるように成るとか。上手い使い方なんてあるのでしょうか?
斉藤 私の経験からしますとリアルの場、「目を見て話す」ことを大切にしていただきたいですね。
露店で炭や関連製品を販売します。
はりまや市でのランチタイムです。
インターシップで露天や七輪などの体験をされて、一番感じられたのでしょうか?
斉藤 それが一番難しいことですし、大切なことであると思います。
最近の言葉で「アルコール依存症」になぞらえて、ネット中毒、メール中毒、パソコン依存症などの症状が報告されるようになりました。依存症から脱出する方法はありますか?
西岡 本当は「予防注射」をすべきでしょう。道具であってもはまった人には難しいですね。身体で楽しみを体験させながら「脱出」させませんといけませんと。
「西岡道場」では塾生同士の交流のありかたは、原則があるのでしょうか?形の決まった閉鎖的な会員せいクラブではありませんね。そこへ参加しているもの同士が対等な立場で教えあいをしています。「道具としてのパソコン」「伝達手段としてのインターネット」との上手なつきあいかたの極意はなにでしょうか?
またどのような成果があったのでしょうか?おかまいない範囲でご披露ください。
西岡 人的なネットワークが広がりました。行動する段階すね。コミュニティー・ビジネスでもそうですね。それこそ皆が実践すれば、前例のないことがたくさん出来ます。これは昔ながらのやりかたです。本来のことですね。
でもはりまや橋サロンも、居酒屋サロンも段取りが大変ですね。また連絡なども大変ではないのでしょうか?
新堀川居酒屋サロンの様子。新堀川河畔での交流会。
西岡 手で書いてはがきでやっていれば大変でしょうが、「一斉配信」出来ます。やることが楽しいから継続しているのですね。楽しく、知恵もつく、ためになることが大切ですね。