ネットワーク社会におけるITの活用法
 今週のゲストは、社会保険労務士、行政書士、キャリアコンサルタント、であり情報処理技術者である竹内隆志さんです。今日のテーマは「ネットワーク社会でのITの活用法」でお話をお聞きします。
 最近日本もようやくブロードバンドが普及しました。パソコンを購入し、インターネットを活用されている人も増えました。竹内さんは早くから情報処理技術者として、活躍されています。
特にIT利用者が知っておかねばならない基本、特にウイルス対策、ハッカー対策、個人情報の漏洩などはあるのでしょうか?案外初心者パソコン教室などでも教えていただけない技術もあるようなのですが・・。
 従来のパソコン教室は、ともすればパソコンを購入した場合の、アプリケーションの使い方を教え込むことに偏りがちですね。エクセルとかワードなどの。基本的なマニュアルに添いまして段階的に教え込もうと言うワンパターンですね。
 パソコンとかインターネットを使いこなすという意味は、「ネットワーク社会に船出する」と言うことなのです。ネットワーク社会の道路に出てしまいますと、楽しいこともあれば、危険なこともありますね。
 特に気をつけなければいけませんのは、ウィルス対策やハッカー対策ですね。個人情報の漏洩なども出てきます。すべてのネットワーク上の人たちは善人でもありません。危険な罠や巧妙な仕掛けもあります。ネットワーク社会の中では常にあります。
 そうするためにはどういうところに気をつけなければいけないのかという視点が、今までのパソコン教室などでは足りないのではないかと思います。だからまるきり知らない人が、知らないままで行くのは幸せかもしれませんが、本当はとても怖いことです。
 そう言う事柄をきちんと知っておくこと。データについては、きちんとバックアップをする。ごく基本的なことです。大事な事柄をみなさんも知り、実行されるべきですね。
 

 収録の様子です。竹内隆志さんは専門分野が広く、どのような質問に対しても的確に答えていただきました。

 おかげで、社会保険労務士や行政書士などが大変身近に感じられるようになりました。

 またインターネットの安全対策もわかりやすく説明いただきました。

竹内さんはblogを高知へ最初に持ち込まれた人ではないかと思います。日本経済新聞に寄れば、blogは今年の最大のヒット商品であるとか。どのようなところで発見され、また普及すると思われたのでしょうか?またblogは今までのホームページやBBSなどとはどのようなところが異なっているのでしょうか?
 blogと言いましても実のところホームージですね。日本にきたのは3〜4年ぐらい前でしょうか。アメリカの方では「9・11テロ」がありました。それに対して民衆のメディアが発達しました。誰でもが、個人が簡単に自分の主張を発信できるシステムであります。そのことに非常に関心を抱きました。
最近竹内さんはホームページの作成もXOOPSを推薦しています。従来のホームページと比べ大きな特色、すごいところはどのようなところなのでしょうか?

 先ほどもblogで触れましたが、市民が専門的な知識の取得が必要なくて簡単にホームージを作成し、更新できるシステムです。XOOPSも出来るシステムです、そもそも発想が異なっておりまして、オープンソースになっています。


 従来ホームページを作成する場合は、HTML言語やTAGをマスターしなければなりませんでした。なかなかそれが出来ませんでした。多くの人たちがそれに挫折し、夢が破れました。
 その夢を実現する道具がblogでした。

竹内隆志さん
 私が推奨していますXOOPSは、基本的な枠組みが最初から出来ています。あとは作成する人が自分のやりたいことをモジュールというパーツを組み合わせて自分なりにカスタマイズできます。すべてのホームページの更新がWEB上で出来ます。つまり皆さんがインターネットでアクセスした時にデータ更新ができると言うことで、いつでもどこでも作業が簡単に出来ます。
 しかもそのシステムはオープンソースであり、誰でもが利用できます。
 ITサポート事業も始まられていますが、どのような業務内容なのでしょうか?
中小零細企業で導入は可能なのでしょうか?
 中小零細企業の人達こそ、社内に専門家の人も居ません。パソコンの購入時点から迷います。パソコンショップでずらっと並んでいる機器を見ましてもどこがどう違うわからないと思いますね。
 当所のITサポートは会計とか、給与計算とかのシステムの導入にあたりましてのサポートなどもさせていただいています。
 SKYPEも竹内さんに教えていただきました。しかし業務に活用できてはいません。
どのような活用事例があるのでしょうか?
PCや携帯、ブロードバンドはありふれた風景になりました。
blogサロンの様子です。
 既に始まっています。SKYPEはインターネット無料電話ですね。従来は各通信会社が電話ソフトがありました。これはインターネットにつながり。ブロードバンドであればフリーフトでありますので、既に活用はひろまっています。
 都会の企業では本店ー支店間の通信にあたりまえにSKYPEが導入されています。しかも会話をしながら文書ファイルも同時に送信できます。携帯への対応も始まると聞いています。
skupe      http://www.skype.com/intl/ja/
xoops      http://jp.xoops.org/
blogについて  http://kotonoha.main.jp/weblog/
竹内隆志さんのblog    http://gyousei.cocolog-nifty.com/blog/
竹内隆志さんのXoops   http://sr.roudou.com/