フットセラピストとは?
 今週のゲストは、フットセラピストの田村一浩さんです。田村さんは四万十市で開業される傍ら、高新文化教室等でも講義を持たれています。今日のテーマは「フットセラピストとは?」でお話しをお聞きします。
 ただ田村さんの考え方は独特です。「他人に頼らず自分の力で無理なく、凝りや症状を改善する」ことが出来るといわれています。
「他人に頼らずではなく他人に頼る前に、ご家族の中で何とか自分達でケアーしませんか?」と言うことです。人は大なり小なり人に頼って生きています。1人で生きていくなんて当然無理ですね。「出来ることだけして、出来ないことは専門にお任せする。それが私の考えかたです。」とも言われています。
 足と言えばマッサージがありますね。また整体とかカイロプラステックなどもあります。田村さんの考えかたとの違いはどんなところにあるのでしょうか?
 まず「セラピーはマッサージとは全くの別物」です。「マッサージは体全体に直接的なアプローチ」をしますが、「セラピーは足を用いて心理的側面にアプローチし、相手に満足感、充足感、恍惚感などの満足を提供しています。」
 ですからツボを押したりマッサージで治したいのなら鍼灸・マッサージの先生方に行っていただいたらと思っています。生理学的、科学的に治したいのならそちらの先生方にお願いした方がいいかと思われます。

 相手を「いち早く癒しの領域に誘い不安と緊張を取り除き、心から満足していただく」という心理的側面のアプローチのノウハウがお望みなら、私の出番であると思っています。「満足」とは「足が満たされる」と書きますが、その「足を満たす」のが私たちの仕事です。

 それに「周りはみんなお手伝い。治すのはあなたの心がけしだい。」だと思っている私はセラピーしただけで治そうとしてはいません。ポジションをわきまえているつもりです


 野球でいうなら、私はキャッチャーです。一旦ボールはキャッチしますが、ラ・ムーセラピーでそのボールの中味をクリヤーにし、ファースト、セカンドにお渡しします。クリヤした時点で、やりかたをご家族の方に教えたりもし、ご家族の方にも満足していただきます。


 満足と言えば「心の所在」ですが、昔、心は丹田にあったとされる時代がありました。その後ときめいたりドキドキしたり、胸がキュンとなるということ、またハートに代表されますように、心は胸にあったとされる時代がありました。近代では、心は神経系と内分泌「自律神経)が関係することがわかっています。


 要するに心は脳(中枢)にあります。その心(頭)を調整するのに私たちは東洋の原則「病上にありて、それを下にとる」または、「上の病は下で、下の病は上で」というのがありますが、それに基づいて反対側の足を触り、相手の心に安らぎや満足感を与え、心を癒していきます。

田村一浩さん
 
 ですから、お客様で筋肉を直接ほぐされたい人はマッサージを薦めています。治してくれと言う人には東西の(医療の)先生方、病院をお薦めしています。基本的に私たちセラピストは医者ではありませんから。その代りにいい医者のところへ行くことをお薦めしています。また1軒ではなく、セカンドオピニオン(別の病院でも診断してもらう)もお薦めしています。

足のマッサージと言えば、台湾式が有名です。木槌などで足裏を叩いたりします。痛いという印象しかありませんが・・・。
 文化の違いでしょう。もっと深く言いますと、痛かろうが、気持ちが良かろうが、ラ・ムーセラピーであろうがあるまいが、受ける側が良いと思えば、どちらでもなんでもいいのですよ。
 効果を出しということは理屈も形も大事ですが、一番大事なのは、相手と自分の、心と、心の繋がりですからね。信頼関係がしっかりと構築されれば何をやってもどんな形でもよくなるものです。あなた自身で決まると言うことですね。
田村さんの提唱するフットセラピーは、東洋医学がベースになっているのでしょうか?
 東洋医学がベースでではなく、東洋の考え方も取り入れながら、西洋の考えも取り入れながら、様々な考えかたを取り入れながら、相手の方をいち早く癒しの領域に誘うかですね。それが僕らの仕事でしょう。
 一度お会いした時に、足を触っていただきました。その人の体調や、症状、悩んでいるところなども言い当たれていました。足の裏にそれはつぼがたくさんあり、信号を出しているからなのでしょうか?
実際にフットセラピーを体験しました。とても気持ちの良いものです。リラックスできました。
 まず言い当てたとか、予言とかいうことは個人的には好きではありません。確かに体の悲鳴は、いち早く足の裏の反射区に出るとされています。
 また顔色とか、眼球とか、色、形にも出ます。前回伺いした時もお話ささていただきましたが、私たちは医者ではありませんので、「ここが悪い」とか「あそこが悪い」とか言葉にいたしません。またできません。
 医者ではありませんが、指導する立場にいまして、「先生」と呼ばれる立場です。そんな中セラピーに来ていただく方々は完全に身も心も委ねていらっしゃいますので、相手の潜在意識は完全にオープンになっています。そういう時、そういう立場にいる私たちの言葉にはかなり力がありますから、マイナスの否定的な表現は一切しませんね。
 話は戻りますが、体調や、症状、悩んでいるところなども言い当てたということですが、たまたまですよ。以前テレビで寿司職人が握ったお寿司のしゃりを一粒、一粒ピンセットで数えているのを見ました。見事同じ数でした。それは経験がなせる技でしょう。
 そういう意味で知識を知恵に変え、経験を積んだから、うまく当たったのかもしれません。でも誰でもコツを学び経験を積めば皆できることです。皆同じです。特別な人は、特別なことは一切ありません。皆同じです。
森岡朋子パーソナリティも体験していただきました。肩の力が抜けリラックスされたそうです。
 フットセラピストの考え方は詳しく説明いただきました。また田村さんはどのような領域や地域で活動をされているのでしょうか?おかまいない範囲でご紹介下さい。
 私過去は四万十市(旧中村)にある黒潮専門学校の看護科のほうで、フットセラピーを現場で教えたり、県外では徳島県美馬町で「足からの健康法」ということで講座で皆さんにお伝えしています。
 地元では社会福祉協議会の人たちとお話しをいただいたり、あちこちで講演したり、講座をもっています。
 一昨年はかるぽーとで開催されました高知福祉機器展に参加させていただきました。来月11月28日に高知県警厚生課のほうから依頼がありまして、「フットセラピーを通じて健康観をお伝えすることになりました。
 
徳島県美馬町での「足からの健康法」講座の様子です。
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