築城400年をPRしよう

 今年は、高知城が築城されて400年。関ヶ原の戦いで功労を徳川氏から認められた山内氏が、掛川から高知へ入城して400年になります。風雪に耐え、時代を超えて存在してきた高知城。現存する城郭建築では世界的にも貴重なものでしょう。

高知市のほうでもさまざまなイベントを用意し、PRの準備を計画していると伺っているのですが?

 今や高知城は、高知市最大の「観光資源」と言えます。施設の維持管理も大変なものがあろうと存じます。天守閣ヘ上ったり、かつての城主の執務室を見学したり良き時代になりました。ただもう少し、展示品を整理する必要があるのでは。

 高知城が最大の観光資源であるのは良く分かります。しかしそこに肝心の城主の展示品が少なく、坂本龍馬や武市半平太など幕末の志士の肖像や関連品が展示されています。

 城主関連備品は山内家の宝物館にあると思います。しかし高知城の展示品、お城の由来や、建築の様子などを詳しく解説した展示窒があっても良いと思います。

 慕末の志士は、今も人気者でしょう。しかし冷静に高知城の歴史、山内家の歴史、庶民の暮らしを振り返る歴史博物館の機能が必要だとは思います。今は少し取り止げられていませんが、家老の野中兼山の業績も取り上げるべきでしょう。

  • 400年前の封建時代にも、庶民の暮らしはあった。そのころから継続して存在している日曜市。関連したイベントも日曜市で開催し、築城400年を盛り上げてみるぺでではないか。
  • 高知県が今より経済カのあった江戸時代。じっくりと振り返るきっかけにしたいものだ・・・。(慕末期には西南雄藩と言われ、政治的にも経済的にも有力であった。)

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日