近隣諸国との善隣友好を継続せよ

 小泉首相の靖国神社公式参拝問題は、日本国内だけでなく、中国や韓国、

ASEAN(東南アジア諸国連合)の反応、リアクションは大きいものがありました。

 それは8月15日は日本では終戦記念日ですが、韓国では「光復節」と言われ、中国やASEAN諸国では「解放記念日」の位置付けです。アメリカでは戦勝記念日となっています。国により8月15日の意味合いが違います。

 アジア経済の70%を占める日本。その影響は近隣アジア諸国全体に及びます。

今日のテーマは「近隣諸国との善隣友好を継続せよ」ですが。

1)日本だけの身勝手な論法は、日本経済にとっても悪影響であります。

  二十一世紀に暗い過去を引きずってもらいたくはないです。

2)中国の指摘するように「戦争指導者と当時の日本国民とは別」との

  見解は一利あるでしょう。それが日中国交回復の理念でした。

3)いわゆる「保守派」の狙いはわかりません。その動きが台頭すれば、

  アメリカは警戒するでしょう。沖縄米軍基地はますます強化されます。

* 日本経済の今後を考えても、近隣諸国との余分な摩擦はマイナス。

  お互いの国の歴史の「相互理解」は必要です。

* 中国や韓国に「土下座外交」せよと言うのではありません。

  お互いのプライドを傷つけることなく、堂々と議論をすべき。

* 韓国側も民間交流を抑制しているが、間違いです。民間交流の促進こそが

  、相互理解、善隣友好を進める最大の手段なのですから。

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2002年3月1日