情報公開と情報機密について

 今日のテーマは「情報公開と情報機密について」です。

 メディア・リテラシーという用語は、「読み 書き能力」「判断力 表現能力」であることを学びました。

 マスメディアの動向を慎重に観察することによって、デマゴギーや煽動に乗らない,騙されない自己を形成する作業をすべきでしょう。

 今日のテーマのなかで「情報機密」を取り上げていますが、それはどうしてなのでしょうか?

1)ナチスなどの独裁国家が,情報操作をして国民を煽動することがありました。それを防止するた  めに情報公開が必要であります。情報源を1つでなく、いくつも所有することで初めて正確な

  情報が入手出来ます。

2)しかし公開が時に大きな災いを生む場合もあります。今回の世界貿易センタービルは、かつて地

  下に爆弾がしかけられ爆破テロがありました。その裁判の記録が公開されたため,今回のハイ

   ジャックテロが生まれたアメリカではされています。だからブッシュ大統領は盛んにテロリスト

   を非公開の軍事裁判にかけると言っています。

3)その理由は前回の爆破事件の時に、裁判記録が報道されました。そのなかである証人が、爆弾

  では貿易センターは崩れない。例えばミサイルなどの空から攻撃されれば弱い。との発言を忠

  実にテロリストは実行したのですから。

* アフリカの米国大使館爆破事件でも,犯人グループは連絡に衛星携帯電話を使用していたから

  逆探知され逮捕されたと報道されていました。今回それが教訓になり、ビン・ラディンは逮捕でき

  ないのですから。

* 人々の命に関わる情報は公開しないものもあることを知りました。

  米国事情に詳しい知人は、日本で報道されない事実を語ってくれました。

  物事は両面から見ないと駄目だと思いました。

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2002年3月1日