やはり、アメリカは帝国主義なのか?

 今日のテーマは「やはりアメリカは帝国主義なのか?」です。

 かつて高校の世界史や公民で学習した知識で言いますと、帝国主義とは19世紀末から、20世紀にかけての独占資本主義の時代とされています。一握りの大企業が、弱小企業を自由競争で打ち負かし規模を拡大し、富を独占し、国際的に軍事力を使用して勢力範囲を拡大するやりかたです。

 英国、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、日本などがその代表でした。2度の世界大戦と社会主義国の成立と崩壊を経て、世界の社会構造が変わりました。今日のテーマどうりアメリカは帝国主義なのでしょうか?

 

1)        厳密に言いますと違うでしょう。「帝国主義」とワープロで打ちましても、

「定刻主義」と一番に変換されますので。今や死語になりつつあります。

2)        しかし今年初頭のブッシュ米国大統領の議会での「一般教書演説」は過激でした。イラク、イラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と呼び、「大量破壊兵器の開発をやめなければ、アメリカはいつでも攻撃する権利がある」とまで言いました。

北朝鮮の隣国である日本も迷惑な話です。イランで穏健な改革をすすめているハメニイ大統領もさすがに激怒し、「アメリカこそ悪の帝国である」と言い返しました。これには不安定な中東情勢もあり、マイナスです。

                アメリカは常に仮想敵国をこしらえなければいけないのでしょうか?

                あまりに稚拙で幼稚な主張です。EU(ヨーロッパ連合)は独自な動きを

しています。事態収拾に動き、パレスティナ暫定自治政府アラファト代表との対話もしています。

                情けないのは独自外交を」とれない小泉内閣。アメリカの番犬と北朝

鮮にののしられても仕方がありません。

                京都議定書には調印しない。(失業者が600万でるからとか)

国連決議なしに攻撃すると宣言をする。沖縄基地も縮小しない。

新しい定義の「帝国主義」であるといえるかもしれません

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2002年3月1日