戦争と平和の意味を考える

 今日のテーマは「戦争と平和の意味を考える」です。 6月23日は、太平洋戦争中に旧日本軍が沖縄で玉砕した日です。沖縄では終戦記念日になっています。また日米安保条約の10年ごとの自動延長の改定日にもなっています。  イスラエルのシャロン首相に様に戦争好きな指導者が世界各地で「台頭」しています。東西冷戦が終局し、11年経過しましても戦火が絶えることはありません。今一度、戦争や平和の意味を考えてみましょう。

1)沖縄は日本で地上戦がおこなわれました。日本軍兵士と民間人が20万人が 死亡し 、 米軍兵士も1万3千人が死亡しました。旧日本軍が玉砕した糸満市 まぶりが丘の上には、戦没者の名前を刻んだ「平和の礎(いしじ)」がありま す。

2)現地へ行くと荘厳な気持ちになります。5年ぐらい前に訪れたおり、戦争で 行方不明に なっていた檜祖母の名前をみつけたことがありました。見ると同じ ように探し てい る人がいました。花束と線香の供えた後がいたるところにあ りました。

3)一方で日米安保。最近は軍事同盟の色彩が強い。戦闘能力の高い海のハイテ ク巡洋 艦イージス艦の派遣まで話題になっている。無原則な米軍追随は危険で あります。沖縄の米軍基地は縮小される気配はない。そのうえでの有事法制の 制定は何を意味するのだろうか?

* 国家主義、排外主義が世界各地で台頭している傾向がある。ろくな結果は生まない。歴史から教訓を引き出すべきである。

* 憲法の意義も再検討すべき。議論をすべきである。

* ムードに流された迎合は危険である。「戦争をしなかった57年間」は貴重 であり、誇りであることを、日本人各位は噛み締めるべきである。

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2002年3月1日