自民党の次も自民党なのか?

 今日のテーマは「自民党の次も自民党なのか?」です。昨年4月に驚異的な国民の支持で登場した小泉内閣。1年5ヶ月経過しまして、支持率は低下し、最優先していました「構造改革」も何も変わりませんでした。では小泉氏に代わる勢力はと言いますと、やはり自民党関係者の名前があがります。野党はまとまらず、ポスト小泉を伺っていました加藤紘一氏も議員を辞職しました。

 自民党の後も自民党で、小泉さんの後も小泉氏という「閉塞した」事態になっています。どうなっているのでしょうか?

1)自民党も小泉氏以外は、表のリーダー不在です。野党もま とまりません。と  くにだらしのないのは第一党の民主党 。政府の不手際を追求する気概に乏し  く、自前の将来構想も定立できないていたらくです。

2)野党も、民主党、共産党、自由党、社民党と政治的立場が 違いすぎ「統一」  した要求はできそうもありません。政権、権 力をどうしても獲るという迫力  がありません。 評論家政党に成り下がっています。

3)従来は自民党は権力闘争が激しく、権力を維持するために は「何でもあり」  でした。小泉氏登場以後、国民的人気を気に過ぎるようになりました。青木  氏、野中氏、麻生氏、江藤氏など有力者は表へ出るリーダーではありませ   ん。額賀氏も中川氏も政治と個人の醜聞で謹慎中。後継者不在です。

* やはり野党が一番いけません。政府に対抗する政策を立し、300選挙区す  べてで、「野党統一候補」を立てるべきです 。それをしないと日本は変わり  ません。

* 構造改革しなければいけないのは、野党指導者です。それが実現しなければ  、あいまいなまま、なんらの構造改革もされず、国民負担だけが、上昇する  のです。

* 野党でも、自民党でも良いですが外国首脳との対等に話し合い、しかも国民  への説明責任も果たす、情報公開を恐れないリーダーの登場をのぞみます。  それは断じて石原慎太郎さんではありません。

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2002年3月1日