海上自衛隊の役割について

 今日のテーマは「海上自衛隊の役割について」です。昨年の米英軍によるアフガニスタン攻撃の際には、海上自衛隊艦艇がインド洋に 「後方支援」に派遣されました。軍事的な役割が注目されていますが、海上自衛隊の役割はそれだけではありません。神戸空港や松山空港建設時には、第二次世界大戦時に米軍が投下した不発爆弾の処理を潜水作業で行っています。機雷処理も的確に行う技術を持っています。陸上自衛隊は、災害支援という形で、市民と身近な存在です。海上自衛隊にも同様な役割があるのでしょうか?

1)昨年のプレ国体も、今年の本国体もそうですが、海上自衛隊は広島県呉市  からの来ました。護衛艦つきしまと通信部隊、気象予報官、爆破班などです。 セーリング競技の通信、救助部隊の一翼を担っていただいています。

2)セーリング競技の折、一緒に作業をしました。主な仕事は、空港建設時の海 洋爆破 作業です。不発弾処理という大変危険な作業を担っています。機雷処理 技術もあり、91年の湾岸戦争後に、ペルシャ湾に派遣され、機雷の除去、掃 海を行いました。

3)日本のシーレーン防衛の役割を果たしています。米軍から供与された巡洋艦  であるイージス艦は、情報処理能力と、戦闘能力に優れた艦艇のようです。   週刊コミック誌「モーニング」」にかわぐちかいじ氏が「ジパング」という   漫画を連載しています。

* 話を伺いますと定年は52歳だそうです。激務であり退職後2〜3年で死去  される方も多いように伺いました。

* 海上自衛隊は戦闘した経験がありません。また戦闘しなくても、十分に社会 的な 貢献はしています。政府は有事法制により、自衛隊を戦闘区域へ派遣し、 米軍との共同作戦をしたがっているやに思われます。それは現状を無視した議 論です。

* 現状では不審船の取り締まりも海上自衛隊はできません。海上保安庁の領分 です。警察機能がないのです。そのあたりは改正し、海上保安庁と共同して不 審船の取り締まりをおこなっていただきたいと思います。  

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2002年3月1日