反グローバル主義は広まるのか？ 　

　今日のテーマは「反グローバル主義は広まるのか？」です。最近の企業の活動は国境を超え、国家を凌駕する様です。しかしその傾向に反対する運動も盛んになっています。G８など先進国首脳会議、IMF（国際通貨基金）、EUなどの総会には激しい抗議行動を展開します。 　欧米の人達が激しく行動しているようなのですが？

１）アメリカ一極支配にたいする抗議運動の色彩が濃いと思います。「グローバル主義＝ 　　アメリカ支配」という図式だからです。

２）環境保護運動と連動しているようです。グリーンピースなど時に過激に運動を展開し 　　ます。今ひとつ環境保護に米国政府は熱心ではありませんからね。

３）IT分野でも米国のマイクロソフト社に対する反発、反感も相当なものです。ひとつの価　　値観で世界を支配しようとする考え方に反感を持つようです。

＊　日本ではどうでしょうか？今ひとつ難しい概念のようですし。反米運動は(親米）と裏　　　しだけに盛り上がりやすいでしょうが。

＊　鯨を守ろうとかいう運動はなじめませんね。高知県室戸市はかつて鯨漁で栄えたま　　　ちですから。｢鯨は捨てることのない資源。室戸は鯨とともにあったのだから」という説　　明は理解しやすいですね。

＊　アジアでは広まらないと思います。コカコーラ、マクドナルド、ウィンドウズはそれでも　　世界を席巻しています。生活様式のかたちで入るものは強いです。政治形態そのもの　には、反感が強いでしょう。

＊　　韓国も以外に反米感情が強いです。憧れの裏に反発もあるのでしょう。 ブッシュ大　　統領があまりに軍事に頼りすぎますと、とてつもないしっぺ返し を受けると思います。

　人目のゲストです

２００２年３月１日