北朝鮮とどう付き合うか

 今日にテーマは「北朝鮮とどう付き合うか」です。  北朝鮮は相変わらず「瀬戸際外交」をしています。核開発を再開し、激しい反米,反日宣伝を繰り返しています。西側諸国に強硬な姿勢をとる一方で、北朝鮮から命がけで脱出する国民は例年より多くなっています。  強気の姿勢の裏で、「獲得すべくものは取る」という外交の上手さでも定評です。しかし米国のブッシュ大統領は譲歩の姿勢は見られず、緊張が続いています。日本としましても「拉致家族」の帰国問題もあり、他人事ではありませんが。

1)半世紀も前の感覚でいる国とのお付き合いは難しい。戦前の日本があのような状態  だったと思う。

2)1人の独裁者が国の将来を決定する体制だけに、折衝は困難を極める。 「拉致家族 」の問題も、査察や核問題によって、隅に追いやられた感じであります。

3)「ミサイルで東京を火の海にする」と物騒ぎな発言は常套手段。先日石破防衛庁長官 が「相手国がミサイルに液体燃料を注入し、日本を攻撃 する意思表明をすれば、自衛 手段として、ミサイル基地を攻撃する」と 発言しました。しかし現実には自衛隊には攻  撃能力はありません。

* 北朝鮮の「同盟国」といわれているロシアや中国も最近は「もてあまし気味」であるよ  うです。国際的に孤立が深まればなるほど、危険な存在です。

* 独裁者はともかく、飢餓状態におかれているという北朝鮮国民に支援の手は必要だ  と思います。社会基盤整備がされてなく、社会の根幹を軍が掌握しているようです。国  際支援の物資も国民の手に届かぬ可能性もあ   ります。

* 支援が難しい国です。独裁者の軟化が絶対条件になります。

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2002年3月1日