スポーツ新聞を観光地宣伝に活用せよ

 今日のテーマは「スポーツ新聞を観光地宣伝に活用せよ」です。スポニチ、デーリー、日刊スポーツ、スポーツ報知、産経スポーツなどがスポーツ新聞です。全国的にはコンビニエンスストアや駅の売店などでスポーツ新聞は販売されています。

 
スポーツ新聞につきましては、以前もこのコーナーで取り上げました。宣伝効果はあるのでしょうか?個人的にはスポーツ新聞はやや品性がないように思えますし、若い女性が購入して読む新聞ではないように思えますが。

  • スポーツ新聞はいわゆる「記者クラブ」へも入会していません。庶民の目線に近いと思います。まあ昔の「瓦版」「よみうり」に近いノリではないでしょうか。大部分は宅配されてはいませんから、駅のスタンドやコンビニの店頭で見出しで勝負しています。だから内容はどきついこともあります
  • ただ野球やサッカーのファンはかなりの部分の人たちがスポーツ新聞を読んでいます。スポーツだけでなく、ギャンブル、つり、芸能や観光情報が満載されています。娯楽新聞、エンターテイメント新聞といってもいいでしょう。それが全国に配信されていることを忘れてはいけません。
  • キャンプ地情報は野球愛好者は呼んでいます。各紙は「特派員」を高知に派遣し取材しています。その記事の掲載によっては、「キャンプ地高知」へ来る人もいるやもしれません。想像以上に、効果は大きいと思います。

※高知県、高知市、観光協会は予算を計上しスポーツ新聞を積極的に活用すべきであります。

※結果的に活用しているのは、橋本大二郎知事でしょう。「成人式で一喝した知事」が最近の枕詞になりました。「大二郎知事カズを激励」「大二郎知事松坂と対面」「アサヒビールと対決」などとスポーツ新聞は書き立てました。

※デーリースポーツ2月6日号では、「西武宿舎に近いよさこい麦酒館で、東尾監督が優勝の時の麦酒かけ用のビールを仕込みをしました」と写真入りで記事がありました。これなども他の全国紙は掲載していませんでしたが、広報効果があります。

※南国土佐観光開きも、選手も招いて、スポーツ記者もまねいて、橋本知事も来てやれば良い。宣伝効果を計算してやらないと。高知キャンプは宝の持ち腐れです。このままでは全部沖縄に持って行かれますね。観光関係者は危機感をもっていただきたい。

※メールでのリスナーからの投稿もありました。「ボンネットバスが導入されたが、いつどこに走るのかわからないのは残念」これなどもキャンプの送迎とかなにかに「露出」させれば全国ニュースになる実例です。

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2002年3月1日