県政改革は情報公開から

 昨年来から高知県庁は、不祥事が連続して表面化しました。県幹部が関与し、県民に大いなる失望を与えました。

 それは橋本知事だけの責任ではありません。高知県庁の組織のありかた。仕事のやりかたがおかしかったのです。「声の大きな人」「威圧的な人」を優遇する「仕組み」が問題なのです。

 今日のテーマは「県政改革は情報公開から」です。何回も言われつづけたテーマではありますが。

  • 橋本知事が就任以来、高知県政の「透明度」は向上しています。全国オンブズマン会議での情報公開度のランキングでも上位の方に高知県はいるようです。
  • もっとそれを推進するためにはどうすればいいのか。以前にも指摘しました。県庁の土木部と商工労働部の幹部職員は民間企業幹部との付き合いも多い。幹部職員の勤務時間中の面談記録は、「必要に応じて」公開を義務付ける必要があるのでは。
  • 年がら年中公開せよと言っているのではありません。面談記録は部署で保管していただく。県民側が必要に応じて公開を請求した場合に限って、行動記録を公開するだけで良いと思う。
  • 副知事と収入役の日程は、知事同様、新聞紙上などで公開すべきでしょう。

※県議会議長の日程なども、同様に公表すべきであると思います。

※高知県警の情報も、県民が要求すれば「必要に応じて」公開すべきでしょう。情報公開の条件も前向きに対応していただきたい。

※県議会中継のテレビ中継のありかたに一言。議長側から議員席全体を撮影する。居眠りしている議員を大写しにする。それにより議会も活性化する。

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日