構造改革は地方から 

 今週は、橋本知事をゲストにお迎えして放送しています。

 今日のテーマは「構造改革は地方から」です。

 昨年4月に発足した小泉内閣のスローガンは「構造改革」でした。暫くは掛け声だけで姿は見えませんでした。最近になりまして「特殊法人の廃止」「道路特定財源を廃止し,一般財源へ」と地方に大変影響のある政策を打ち出してきました。

 「大都市優遇」「地方の切り捨て」とも思えるのですが。改革県政を担われているリーダーとしてのコメントを頂きたいのですが。 

1)中央政府の仕事と地方自治とは別だと思います。構造改革といいながら、地方自治に 必要以上に介入しているようです。権限を地方に委譲しない「構造改革」はありえないと 思いますが。 

2)「均衡ある国土の発展」という国の政策は,放棄されたのでしょうか?高速道路は窪川 以遠は延長が困難なのでしょうか?(道路公団が民営化されますとまっさきに四国は倒 産するのでは) 

3)高知から国に対して「逆提案」するようなものはありますか? 

* 人も水も資源も大都市は吸い上げます。従来型の地方交付税が財源不足なら、都市 部の人たちの投資を呼びこむ政策が必要だと思いますが。水源涵養税がその1つであ るでしょうが、他にはアイデアはありますか? 

* 従来県庁は中央政府から予算を獲得し、市町村に分配する機能が主体でした。

  今後は地方政府の機能を強化し、諸外国との交易なども含め展開すべきであると思  いますが?   

* そのあたりの県庁職員の意識改革は進展していますか?

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2002年3月1日