高知県の将来予測はどうなるのか? 

 今日のテーマは「高知県の将来予測はどうなるのか?」です。

 現在も高知県は高齢化が進行しています。産業基盤も弱く、県民所得も低い高知県。

 人口問題研究所の「都道府県別将来推計人口ー1995年〜2025年」によりますと、現在約80万人の高知県人口。2010年には77万人。2020年には71・6万人。2025年には68万人と予想されています。少子高齢化社会の先進地区にある高知県。将来は明るいのでしょうか? 

  県秘書課より、「県議会での関連質疑」「国立社会保障・人口問題研究所」の資料を頂きました。 

1)人口比率は、0歳から15歳までが、13%台で2020年まで推移します。一方65歳以  上の高齢者比率は、2000年で23・6%、2005年で25・5%、2015年で30・5%、  2025年で32・5%になります。 

2)私も1953年生まれですから,2018年には65歳以上の高齢者になります。高齢化  社会が暗いというばかりではないでしょう。自然環境が良く、環境に恵まれている高知  県だからこそ長寿をまっとうできるのです。日曜市も高齢者パワーで支えられているの です。 

3)「環境保全の取り組み」と「IT推進の取り組み」が今後の高知県政のキーワードであり ,重点施策になるのではないのでしょうか。 

* 資料にもありましたが、若者の定着と、子育てがしやすい環境整備は大事であると思  います。 

* 20年ほど前の高知県庁の総合計画では、人口を90万に制定していました。逆に68  万でいろんなことを想定しなければなりません。23年後には人口そのままでは15%  減少することを前提に

  。行政も企業も事業計画を立案すべきでしょう。 

* 20世紀型の「車社会」を前提にした郊外型商業施設などは、必要の是非も議論すべ  きでしょう。「ユニバーサル社会」を実現するために、あらゆる分野で努力をすれば、従来  とは異なる雇用が生まれるはずです。

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2002年3月1日