高知工科大学今後の展望は?

 

 今日のテーマは「高知工科大学今後の展望は?」です。

 今年は高知工科大学構想検討委員会が設置されてから、10年目です。1997年4月1日に開学し、昨年2001年に第1期生を社会に送り出しました。少子化が進展し、受験生総数も減少、不況の進展もあります。学生の募集、時代に即応した学部の再編などはうまく行っているのでしょうか? 

 高知県企画振興部企画調整課より、資料を頂きました。 

1)開校の年度以降,年々受験者総数は減少傾向でした。しかし平成13年度入試は、第 1期生の就職率が、99%とこの不況下で高かったので,人気が回復しました。大学側  の懸命のPR活動もあり、開校時に次ぐ志願者を集めています。

 

2)学部の改編は、「環境システムコース」「材料開発コース」を「物質・環境システム工学 コース」に統合しました。「情報システムコース」と「情報通信ネットワークコース」を統合 し、「情報システム工学コース」になりました。「社会基盤工学コース」は「社会システム  工学コース」に再編されました。 

*オープンキャンパスとして地元土佐山田町にも,徐々に溶け込んできたようです。

  大学の管理システム自身が、ICカードを使うなど、情報化社会そのものです。 

* 巨額の県費と,運営スタッフに優秀な県庁職員を出向させています。高知県の将来を 担う存在にならなければいけない存在です。構想から10年、開学から5年ですから、す ぐには結論は出せないと思いますが・・・。 

* 工科系大学のカレッジだと思います。テクノロジーとマネジメントの複合が大事でありま す。

  慶応大学総合政策学部(SFC)は、コンセプトが明確で、情報化が融合した学部で超 人気です。 

* 社会起業家育成コースも設置いただきたい。そうすれば,工科大学と連携したネットワ  ーク活動 が可能ですから。

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2002年3月1日