都市計画区域マスタープランとは?

 今日のテーマは「都市計画区域マスタープランとは?」です。6月5日に、高知県都市計画課が主催で「第1回高知広域都市計画区域マスタープラン検討委員会」が開催されました。一般公募の委員18人と、行政関係者17人と高知工科大学が関与したメンバー構成になっています。

 20年後の高知県は人口が74万人になり、そのうち高知市周辺地域は45万人になります。少子・高齢化傾向もあります。20年後の都市像を打ち出し、都市整備事業の目的を明確にすることを狙っています。  メンバーを6人単位のグループに分け、「ワークショップ方式」にて意見集約を図るというやりかたのようですが・・・・・。

1)私も公募でメンバーになった1人です。5日は「高知の都市づくりの問題点」 と「高知で自慢できるもの」などをワークショップで抽出作業をしました。

2)問題点では、交通問題(街路整備)と、住居問題、中心街の衰退問題が出さ れました。「自慢できるもの」と言いますのは、高知県人のキャラクター、高 知城、飲食街などが上げられていました。

3)ただワークショップ方式は問題があります。「意見がコントロールされれ恐 れ」があります。正しく意見が反映されるためには、実はコーディネーターの 能力が大事です。万能薬ではありません。

* 二ヶ月に1回の開催で、あと4回開催されます。実質2時間の審議、それも事前 に内容が告知されない状態です。ワークショップ方式で「参加」している気持 ちになっても、実際には参加はしていないのです。

* ワークショップはひとつの手法にすぎません。行政側が乱用するのには監視 が必要です。県民市民への徹底した情報公開が保証されない段階での、ワーク ショップは、いかがなものか。「民意を汲み取った」という「言い訳」に活用 されないように、監視する必要があります。

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2002年3月1日