社会起業システム研究会とは何か?

 今日のテーマは「社会起業システム研究会とは何か?」です。6月30日に「高知社会起業システム研究会」が正式に発足いたしました。 社会性のある起業家を育成、輩出させる仕組みづくりです。このコーナーでも過去2度とりあげました。まだまだ「社会起業」は馴染みのない言葉ではないでしょうか。組織をこしらえた目的、今後の活動についてはどうなのでしょうか?

1)以前にも申し上げましたが、明確な定義はありません。最近英国から入って  きた 新しい概念の言葉です。

2)「これまでのスタイルや制度にとらわれず、社会的に必要とされる公益的な  サービス を事業として興し展開すること」と表現しています。幅広い定義な  ので、人によってばらばらです。

3)福祉や教育は行政がやるものと従来は決め付けていました。民間人の発想を  とりいれ柔軟な組織になるべきです。時代に適応することが、何より大切で  あると思うからです。

* 高知に場合はケーススタディとして「民間人主体によるグループホーム設立 」と「障 害者、高齢者、中高年、若者の雇用創出事業」を想定しています。

* 結成会では、安全通報システムを考案し事業化に成功した大村弘道氏(安全  センター社長)が講演されました。行政に頼らず、自力で安心通報システム  を考案した想像力、実行力には頭が下がります。(1人暮らしの高齢者にセン  ター側が時折電話をかけ、安否をチェックする。電話にる会話にも対応しま  す。)

* 各人の「創意工夫」で、行政が手の届かない公益事業を推進する。それが「社  会起業」の本質であると思います。

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2002年3月1日