小中学校の安全対策は?

 

 今日のテーマは「小中学校の安全対策は?」です。

今年6月8日に大阪教育大学付属池田小学校で悲惨な事件がありました。授業中刃物を持った男が教室に乱入、児童6人が殺害されました。

 事件の衝撃は大きく、学校の安全対策が叫ばれるようになりました。

高知市の小中学校の安全対策はどうなっているのでしょうか?

 教育委員会学校教育課より文書にて回答をいただきました。

 安全管理体制の見直しを事件直後から行なっています。

1)教育委員会の取り組み

 「ガードマンによる巡回」

 「学校安全管理フローチャートを全市学校に配布」

 「全教職員にネームプレートを配布」

 「学校長・保護者の代表の方々と [学校の安全管理のための連絡協議会]を開催」

2)それぞれの学校における取り組みについて

 「教職員による校内の巡回」

 「来訪者への名札着用のお願い」

 「必要のない門を閉めておく」

 「警察や交番、こども110番の家、保護者や地域住民、地域の諸団体の方々に

  協力を依頼し、地域ぐるみで児童の安全を守る。」

 「職員室から運動場が見えない学校の中では、監視カメラやインターホーンを設置

  したところもある。」

* 具体的な対策だと思います。ただ学校の教職員は、教育指導と学校運営の専門家であり

   ましても、安全対策の専門家ではありません。警察との連携が必要だと思います。

* 一方で地域に「開かれた学校」の要素も大事でしょう。今回の事件によって見直しが

  あるでしょう。地域の住民が学校を守る発想も必要だと思います。

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2002年3月1日