高知市長の役割と責任について

 今日のテーマは「高知市長の役割と責任について」です。10月20日に高知市長選挙が行われ、新しい高知市長が誕生しました。不況の中での選挙でありました。何より市長の役割は「高知市を元気な都市」にする旗振り役なのです。    市町村合併構想でも、近隣の土佐山村、鏡村、春野町との合併も想定されています。人口が増加し、役割も増大する高知市の都市機能。市長の役割と責任とは何なのでしょうか?

1)やはりリーダーシップでしょう。国や県を見て仕事する時 代ではありません  。市民のほうを見て仕事するのが市長です 。しかしそれは市民に媚びるので  はありません。

2)高知市の都市づくりのイメージを市民に提示する必要があ ります。わかりや  すいテーマで、子供たちにもわかるスロー ガンでなければなりません。

3)地域住民にとっては、受け入れがたい「迷惑施設」と言われ る公共施設もあ  るでしょう。それらも市民全体が必要とする のであれば、断固として説明し  説得すべきです。

* 県知事と匹敵する役割があります。政策的な大きな課題は「高齢化対策」と  「防災対策」でしょう。都市構造を大幅に改善 しなければなりません。

* 高知県ただひとつの都市機能を持つ都市であるだけに、役 割は極めて大きい  。介護などで今後「医療保護」で流入する高齢者の増加が予想 されます。そ  れを担える税収も必要です。

* 高知の基盤産業を何と考えるのか?観光で本気で経済を回 す気何なのか?   そのあたりのはっきりした戦略を聞いてみたい。

* 今回の市長選挙、最終投票率が27.4%でした。有権者総数259826 人のうち、101243人しか投票しませんでした。現職の松尾徹人氏が67980 、新人の中根佐知氏が17285、新人の近森正久氏が15978でした。

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2002年3月1日