宇宙開発はどうなっているのか?  今日のテーマは「宇宙開発はどうなっているのか?」です。  宇宙は人類に残された「希望の新大陸」と呼ばれています。宇宙旅行が、海外旅行並みにお手軽に行ける状態には未だなっていません。  日本の宇宙開発も打ち上げに失敗したり、一時は気象衛星がなくなるのではと心配されていました。1968年にアメリカが月に到達し、帰着して以来、発展はしているでしょうが、火星に行ったわけでもないし、今ひとつわかりませんが? 1)もう月へ行ってから30年以上経つのですね。「僕らが生まれるときの、ずっとずっ  と前から〜」の歌がありました。その後、火星などの天体へ有人飛行したことはあり   ませんでした。 2)観測衛星とスペースシャトルなどの活動、有人軌道ステーションの活動が盛んにな   りました。アメリカとロシアを中心に、2006年の完成を目指した「国際宇宙ステーシ   ョン」の建設計画が稼動しているようです。 3)日本も2005年に月探索衛星の打ち上げの計画があるようです。日本の場合は、文部科  学省と宇宙開発事業団がそれぞれ別個にしているようなので、無駄があるのではない  でしょうか。 * 日本人宇宙飛行士は現在(2002年)で4人しかいません。米国は251人、ロシアは94   人です。4人もすべて米国のNASAで訓練し、スペースシャトルに搭乗したにすぎ  ません。日本の有人飛行計画はまだ具体化しそうにありません。 * 2年ぐらい前北朝鮮がミサイル実験を「人工衛星実験」と強弁した事件がありました。   宇宙開発は軍事技術と密接に関連しています。中国も「宇宙軍」を創設しているぐら   いですから。節度のある態度が各国は必要です。 * 昨年ロシアに25億円支払って宇宙旅行したアメリカの実業家のデニス・チトー氏。   9日間の宇宙旅行を楽しみました。しかし莫大なコストと過酷な訓練をしなければ   宇宙へは旅行できません。    * 宇宙ステーションができれば、気楽に行ける時代になるのではないでしょうか。   あと10年ぐらいはかかるのではないでしょうか?