ユニバーサルスタジオ開業の影響は

 三月に大阪市に開業しました「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。開業以来大変な人出が継続しています。東京ディズニーランドと人気を二分する勢いのようです。

 報道によりますと、ジョーズやETのようなアトラクションは迫力があり、大人が「子供」化して、熱中しているようです。リピート客もディズニーランド同様期待されそうです。

 一方四国のテーマパークでありました香川県のレオマ・ワールドは無期限の休園しています。再開の見込みは立っていません。倉敷市のチボリ公園も入園者が減少しています。昨年四国の観光は前年をどこも割り込みました。

 ユニバーサルスタジオが大阪に誕生したことで、四国観光は大きな影響を受けそうです。商業も影響あるのではないでしょうか?

  • このコーナーでも既に二回ぐらい取り上げました。しかし実際に開園してみますと「集客力」はとてつもなく大きい。しかもリピート客を生み出します。中途半端な観光施設では太刀打ちできません。
  • ひょっとしたら「2008年大阪五輪」の有力なサポート施設かもしれません。長らく低迷していました関西経済も浮上のきっかけになるのではないかと思います。
  • 四国はこれという観光資源がありません。それだけに観光産業はユニバーサルスタジオの客を四国に引っ張る,高知に引っ張る戦略を構築しなければなりません。

※テーマパーク周辺というかそのなかでの消費支出は大きいとされています。東京ディズニーの隣に出来たショッピングモールはこの不況にもめげず大繁盛しています。

※四国観光も団体旅行のイメージを払拭すべきでしょう。大阪には国内のみならず台湾,香港、韓国からの観光客も大勢くるはずです。彼らを引き込む作戦がなければなりません。

※当分は「開店の熱気」が継続するでしょう。対抗することよりも、うまく便乗することが大切だと思います。

 

 

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2002年3月1日