一隅を照らすEビジネス伝道師

 今日のテーマは「一隅を照らすEビジネス伝道師」です。

 聞きなれない言葉です。Eビジネスとは、インターネットを使用した商取引のことなのでしょうか?楽天など仮想商店街が売り上げをのばしています。ネット・オークションも盛んです。

 最近のニュースでは企業倒産が多発し、製造業も流通業も農林漁業も大変です。海外との競争もあります。どのようなビジネス伝道師なのでしょうか?

 

1)        滋賀県の村上肇さんというEビジネスの仕掛け人の方です。もともとは二六製作所という滋賀の磁石メーカーに勤務されていました。磁石は工業製品の部品として多用されています。しかし取引はすべて大手企業の下請けでした。

2)価格決定権もなく、商売もジリ貧でした。97年ごろホームページを独自に  作成、「マグネットワールド」というコンセプトで、縁のなかった大学   研究所、学校機関、主婦からも直接注文が来て、会社は持ち直したとか。

3)滋賀県には比叡山延暦寺があります。あそこのスローガンが「一隅を照らす  」でした。私も高校生のとき、2度夏休みに一ヶ月滞在しましたから。

  自分から世の中を明るくしようというスローガンですね。

        村上さんは、そのノウハウをとくに下請け切捨てや、海外製品との競   合で苦しんでいる製造業者のネット化推進に力を入れられています。

        元請だけに依存せず、自分の技術を高く表現するサポートを仕事でさ     れています。高知の製造業では必要な考え方だと思います。

        ネット世界は商業販売のイメージが強いです。でも製造関連にしても    必要な「道具」であると思います。ただホームページ作成作業は労苦    も多く、大変です。(わたしも身にしみました。)

   大いに頑張っていただきたいと思います。

 村上肇さんのホームページは以下のとうりです。 

 http://www.e-b2b.jp/

 

 

 

 

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2002年3月1日