何故減らぬやみ金融業者

 今日のテーマは「何故減らぬやみ金融業者」です。法外な利息を取り債務者を破滅に追い込む「やみ金融業者」。なかには既に借金漬けで自己破産された人の名前を、官報掲載などで知り、甘い融資話を持ちかける業者もありました。不況で、失業も増加しているなかで、人の弱みに付け込む業者の横行には困ったものです。不良債権処理問題で、銀行の貸し出し基準が厳しくなれば、より法外な利子を取る貸し金業者が増加すると言われています。この問題どう考えたら良いのでしょうか?

1)実態がつかめず、地下にもぐっているから「やみ金融」と言われているので しょう。普通の融資条件では、借金することができない、多重債務者を狙い撃 ちにしています。冷静な金銭感覚がなくなってしまえば、「泥沼」にはまってし まいます。

2)法定利息を遥かに超える高利での貸付。たとえば100万円借りて、利子が 月に80万とか滅茶苦茶です。債務者が冷静さがない上に、やみ金融業者が徒 党を組んで、債務者から収奪する構造です。

3)法外な利息は払う必要はありません。万が一多重債務者になる事態になれば  消費生活センターなどに駆け込み相談することでしょう。

* とにかく「自分1人でくよくよ悩まないことです」。公的な相談機関を活用し て前向きに生きることだと思います。

* 最近は消費者金融関係のトラブルは減少し、やみ金融関係のトラブルが多い と聞いています。「自己破産者を官報で見つけ、皆でよってたかって禿げたかの  ように集ります。許されません。

* 若い人も、友人の保証人に気軽になったりしないことです。金銭関係や民法 の知識も社会で暮らす場合は必要です。金銭関係の「危機管理」を各人しっかり しなければならない時代であると思います。

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2002年3月1日