高知をメタンハイレード研究のメッカに

 今日のテーマは「高知をメタンハイドレード研究のメッカに」です。 今日のゲストは土佐経済同友会で幹事をされています漁師明さんに来ていただきました。  土佐湾沖合いにある南海トラフ。埋蔵されていますのが「メタンハイグレード」です。石油に代わる環境エネルギーとして注目されているのが天然ガスです。その主成分であるメタンがシャーベット状に凍っていますのがメタンハイグレードです。  高知をその研究拠点にするというのは、どういうことなのでしょうか?

1)来年の春に高知大学に世界一の「海洋コア研究所」ができます。同時に世界最  大の海洋コア掘削船も建造されています。高知に配属される予定と聞いてい  ます。

2)これは高知県経済にとりましては「千歳一隅・無二」のチャンスです。     次世代エネルギー産業を高知で創業できることになります。

3)そのために「産」「官」「民」が一致協力して知恵を出し、汗をかかなけれ  ばなりません。

* 現在国立大学は再編時期にあり、独立行政法人になります。だからこそ先手  を打ちまして海洋学部を創設し世界中から研究者を集め、「メタンハイグレ  ード」のメッカにするべきなのです。

* 国も科学技術重点化課題に「海洋」をとらえています。今後の日本の国際戦  力のひとつになると思います。重点投資を行うことも必要なのです。

* 従来高知大学に「海洋学部」という声はありました。しかし実現しませんで  した。次世代エネルギー問題をてこに、高知県経済の再生と、大学の存続も  含めて、大きなスケールの「夢のある」プロジェクトになるのではないかと  確信します。

   漁師明氏提出の文書へのリンクはこちらから

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2002年3月1日