伊野町に路面電車博物館を


 今日のテーマは「伊野町に路面電車博物館を」です。高知県の皆さんはご存知のように、土佐電鉄は、南国市から高知市を経由し、伊野町までの全長25.3キロの路線を持っています。
 伊野町に路面電車が早くから敷設された大きな理由は、製紙会社と紙問屋の経済力でした。路面電車は日本全国に、高知のほか、長崎市など20都市に走っています。ヨーロッパなどでは「未来の乗り物」と環境対策で高い評価を受けています。自動車大国のアメリカにおきましても、ポートランド市などでは、市中心部へ乗り入れ予定の高速道路計画を中止し、変わって路面電車を乗り入れる動きもありました。
 路面電車にやっと社会的な注目があたっています。伊野町に路面電車博物館が出来ますと、注目されるとは思いますが。

1)伊野町終点の電停建物が老朽化し、改築計画の話が出ています。伊野町と土  佐電鉄との共同事業のようなかたちで、うまくいけば良いと思います。

2)路面電車の愛好者は全国に広く存在しているようです。
  「土佐電鉄の電車とまちを愛する会」(会長小椋克巳氏)
   http://morimachi.com/toden/home.htm は、路面電車の愛好者で会合が持  たれています。全国の路面電車の都市の視察や交流をされています。彼らの  「思い」も入れながら、路面電車博物館が出来あがれば最高。

3)路面電車の関連グッズや写真など土佐電鉄に協力していただければ興味深い  施設になる。また路線を引いた伊野町の「先人」達の偉業を辿ることにより、  違った観点から「紙の博物館」への導入となる施設になるでしょう。

* 残念ながら大規模な施設ではないが、まちの「誇り」、路面電車の「誇り」を  維持する施設を伊野町と土佐電鉄および愛好者がこしらえたら良い施設にな  るでしょう。

        
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2002年3月1日