結婚適齢期は上昇しているのか?

 六月は結婚シーズンです。今日のテーマは「結婚適齢期は上昇しているのか?」です。 何を基準に「結婚適齢期」が規定されているのかは不明です。親や親族、まわりの状況によって相対的なものでしかないでしょう。

 各種調査によりますと、男女とも平均初婚年齢が上昇しています。1997年では男性が28・6歳、女性が26歳となっています。1950年では男性が25.9歳、女性が23歳でしたから、男性で2・7歳、女性は3歳上昇しています。晩婚化が進行しているようです。

 一方結婚を選択しない人々も男女とも増加しています。30〜34歳でも、1995年は男性が37・5%、女性が19・7%が結婚を選択していません。年々その比率は高くなっています。

 原因は様々考えられますが、そのあたりどうなのでしょうか?

1)個人の選択の幅、経済力の上昇、高学歴化があります。女性の場合の選択が大きいでしょう。

  女性は結婚を選択しない。男性は結婚したくても出来ない傾向のようです。

2)全体の傾向として、男性より女性の結婚年齢の上昇が目立ちます。高学歴化、女性の自立化が大きな要因でしょう。その割に職場の体制が、追いついていません。結婚して退職し、出産を経て、復帰する仕組みにはなってはいません。

3)「少子高齢化」が叫ばれている割には、社会全体が働く女性をサポートする体制になっていません。それこそ社会の「構造改革」が即必要な分野だと思います。

4)最終的には個人の自由です。不必要な社会や、周りからの圧力は無意味です。

*よけいなお世話ですが、高知は「離婚率」の高い県でもあります。

 慎重に交際し、相手を見極めることも必要だと思います

* 「出会いサイト」も携帯メールで送信され迷惑しています。

  要は「コミュニケーション能力」の問題だと思います。

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2002年3月1日