地域通貨の可能性を探る

 

 今日のテーマは「地域通貨の可能性を探る」です。実はこのテーマ昨年は当コーナーでも一週間特集を組みました。

 最近高知市周辺でも地域通貨が話題になりかけています。さえんば商店街の「エンバサ」について高知短大生が研究していました。はりまや橋商店街と高知商業高校が協力体制を組んで、地域通貨の検討もしているようです。

 世界的にも地域通貨は数多くの実例があることでしたが、高知での実現の可能性はどうなのでしょうか?

1)昨年より景気が悪くなり、恐慌前のような経済情勢になりつつあります。

  ただ地域通貨も多様であるので、専門の研究集団が必用です。

2)高知県政策総合研究所などで、徹底した研究テーマにすべきであります。

  とくに高知のように自然が多く、人口が少ない地域は、政府の言う「構造改革」

  にはついて行けません。別の経済原理が必用です。

3)貨幣を神にするのではなく、あらゆる自然物と同様「劣化するもの」ととらえる

  考え方が大事です。エンデは強く主張していました。

* サミットや中央銀行のコントロールできない巨大な金融市場の存在は、

  環境破壊に繋がります。キリスト教もイスラム教も利子の存在を本来認め

   ていません。じっくり考える必要があります。

* 情報通信、環境、地域社会と結びついた地域通貨の流通が二十一世紀に

  汎用化すると思います。

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2002年3月1日