青少年の体力は低下しているのか?

 今日のテーマは「青少年の体力は低下しているのか?」です。確かにインドアでのゲームやパソコンが普及し、外遊びをする子供達は減っているようです。学校の運動部でも全体的に部員が減少し、活動も低下気味とか。

 やや古い調査ですが、96年度に文部省がまとめた「体力・運動能力調査」によりますと、「10年ほど前から年々向上する体格に、体力、運動能力が落ちる傾向」です。

 握力や柔軟性(立位体前屈)が低下し、筋力、持久力、柔軟性が低下しています。

学校を卒業し、社会人になるとますます運動不足になり、体力低下しているように感じていますが?

1)まちがいなく落ちています。野球やサッカーでプロ選手を目指すジュニアは

  体力、体格とも伸びていますが、平均値が下がっています。

2)学校時代は部活をやらなくても、週に2〜3回は体育の授業がありました。

  高校生は自転車通学で運動量もあったでしょう。卒業し社会人になると

  運動不足になります。

3)生活習慣病や腰痛が若者達に増加しているのも運動不足と裏腹です。

* 選手生活をしない普通の青少年にスポーツをする習慣をつけるべきである。

* 調査資料でも「毎日」運動している人は体力の低下は見られません。

  中高年でも同様の傾向です。

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日