少子・高齢化は悪いことではない

 今日のテーマは「少子・高齢化は悪いことではない」です。労働力人口の高齢化や消費

の停滞、税金と社会保証費用の増加とマイナスイメージでうけとられています。

 はたしてそうなのでしょうか?介護保険制度もスタートしましたが、元気で活力ある高齢者も増加しています。日本の個人資産の大部分は高齢者が保有しています。

 子供の数も増加しないでしょう。今後どういう事態が予想されるのでしょうか?

1)日本は男女とも世界1の長寿国になりました元気な高齢者が増加しています。

  将来は定年制度の延長や、高齢者の活用などが必要になるでしょう。

2)IT関連の教育を元気な高齢者に対しすべきでしょう。根気強くやるべき

  です。先日も中学生が学校で地域の住民にパソコンを教えることが報道されて

  いました。学校を利用した「世代間交流」は必要でしょう。

3)託児所や保育園の充実は必要です。働く女性が多くなれば必要性は増加し

  ます。民間企業の参入が求められる分野です。

* 先進国になれば、子供の数は少なくなります。教育水準が上がればその

  傾向は強くなります。医療の進歩で長生きもします。それが明るい社会で

  ある証拠を政治が「保証」すべきなのです。

* 社会保証費用の増加は仕方ないことです。税も上がるでしょう。

  北欧型の「高福祉・高負担」を選択するか、別の道を選択するかは、

  これからの議論です。

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2002年3月1日