心配な「思春期やせ症」の増加傾向

 今日のテーマは「心配な思春期やせ症の増加傾向」です。「思春期やせ症と言いますのは、過食症とならんで思春期の女性に多く見られる 摂食障害のひとつです。対人関係や受験などのストレスが要因とされています。極端にやせているのに,拒食状態が継続します。体重増加に対する異常な恐怖心を抱くのが特長です。

慶応大学の調査によれば、東京都区内の私立女子中学の卒業生を高校3年まで追跡調査した結果、約20人に1人であることが判明しました欧米先進国では多いとされています。近く日本でも全国調査されます「思春期やせ症」の増加は気になるところなのですが?

1)問題なのは骨格を形成時、成長期に「発病」することです。思春期は女性としての機能も発達する時期でもあります。将来の妊娠、出産にも大きなマイナスがあるのではないかと心配しています。

2)だいたいがまちがったダイエット情報によっています。「ケーキは食べたいので主食のご飯を食べない」とか「生野菜ばかり食べる」とか、サプリメントに依存したり栄養管理がまちがっています。

3)女性用雑誌も「ダイエット」を記事や広告で、読者を脅迫しています。   登場すいる女性タレントはだいたい見事なプロポーションですが、影で大変なトレー ニングしている事を忘れてはいけません。神田うのはクラッシックバレー、アムロはブレイクダンスの激しいトレーニングの成果なのですから。

* むしろスポーツをし、日本食を中心によく食べる「教育」が必要です。   観察するとわかりますがスポーツをしている女性は足首などが細く引き締まっています。していない女性は足が太めです。

* スポーツをして基礎代謝を高め、体を筋肉体質にすれば太ることはありません。筋肉トレーニングと言いましても、女性の場合はむきむきになるわけはありません。全般に運動回避の傾向と、誤ったダイエット信仰が「思春期やせ症」の原因です。

* 「太めですね」という言葉も要注意です。個人的には私などは、太目の女性は良いなと思いますが。男性の気遣いも必要なのではないかと思いました。

  

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2002年3月1日