サッカー日本代表に学ぶリーダーシップ

 今日のテーマは「サッカー日本代表に学ぶリーダーシップ」です。2002FIFAワールドカップは大変な盛り上がりでした。一次リーグを突破し、日本代表を決勝トーナメントに導いたトルシェ監督の評価は急浮上しました。一方自民党の江藤氏は「茶髪やとさか頭やらで、日本人と言えない」と発言しました。自己主張の強いサッカー選手を苦々しく思っているのでしょうか。みかけはともかく、世界相手に物怖じせず、堂々と試合をする姿は、日本国民に広く支持されました。  従来の内向的で、組織で動く、没個性的といわれた日本人。サッカー代表は、新しい日本人像をこしらえたのでしょうか?

1)ヨーロッパや南米の強豪チームと対戦しても、自滅することはなくなった。   またゲームでの「ずるさ」も身に着けています。1999年の「世界ユース準  優勝」の世代はたくましい限りです。

2)トルシェ監督も、時に「変人」扱いもされました。しかし常に「結果」を出し  て来ました。雇用主である日本サッカー協会幹部と時に対立しましたが、め  げずに自己主張した「強さ」と「頑固さ」は「立派」です。

3)常に「世界水準」を目標に、国内枠にとらわれず、選手、指導者を外国から招  聘した 日本サッカー界の姿勢は「結果」を出し、正しさが証明されました。   茶髪や赤髪などは関係ないですね。

* 従来のパターンではない日本人が出てきました。国際水準では立派です。    以前でもスキーの複合での萩原選手のような、明るいキャラクターの実力選  手でしたから。

* 政治も経済も低迷しています。日本代表を世界で成功させた実例を謙虚に見  習うべきです。

* だらしのない日本の政治業界もトルシェ監督に、「指導」してもらうべきだと  思います。

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2002年3月1日