自殺は何故減らないのか?

 今日のテーマは「自殺は何故減らないのか?」です。昨年1年間の自殺者総数は31042人で、4年連続で3万人を超えました。高知市の人口の10分の1の人達が自ら命を絶っているのです。男性が全体の7割を占め、また40歳以上の中高年が全体の75%を占めています。原因別では「健康問題」が半数近く「経済・生活問題」が2割を占めています。長引く不況の影響で、経済・生活苦問題による自殺者が増加傾向にあるようなのですが・・・。

1)人生実りの時期である、老年期の自殺には胸が痛みます。簡単に命を絶つこ  とのないような教育が社会人全体に必要です。

2)以前も指摘しましたが国が「自殺予防研究所」をこしらえるべきです。     小泉首相も何も関心がないようです。厚生労働省の仕事です。

3)男性は家族から孤立気味になるからでしょうか。自ら命を絶つことは他の動  物ではありません。研究の余地がありそうです。

* 「他人に負けない趣味をもつ」ことが何よりも必要なのです。   私などは  いくつも趣味をこしらえました。不況でへこたれますが、精神的にはへばら  ないようにしています。

* 高齢化社会へ移行している日本社会。自殺は残された家族にも大きな影響を  与えます。自殺防止の社会づくりは「人にやさしい社会」づくりになると思  います。

* 若い人達への自殺予防の啓発と、中高年への予防啓発が何より大事であると  思います。

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2002年3月1日