若者の就労対策を急げ

 今日のテーマは「若者の就労対策を急げ」です。働かない若者たちが急増しています。今春大学、短大、高校を卒業後進学も就職もしない「無業者」は28万人を超えました。大学卒業者の5人に1人は働く場を持たずにいます。10年前の「バブル経済」時代には、全く想像できない現象です。働く意欲があるのに就職できない、親に依存する「寄生(パラサイト)化」層も増えているようです。大変な事態になると思いますが・・・・。

1)大変な事態です。私も大学生を持つ親の1人です。仕送り して終わるかと思 いきや、就職できずに、寄生されるのには 耐えられません。独立してもらいた いものです。

2)企業も不況で採用枠を減らしてします。新卒ではなく、経 験者の中途採用に 力を入れている先端企業もあるようです。 大卒は20%が無業者、高卒者は1 0%ですが、正社員でな くパート雇用が過半数を超えています。

3)その一方で、中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割 は3年以内に離職 してしまうことも問題になっています。一 概に(フリーター」と言われますが 、時給が800程度で、年 収もフルタイムで働いても180万以下です。

* 政府も企業も自治体も、懸命に取り組まないと大変です。 社会保険も年金も  就労してでのお話。負担する正社員が減少 すれば、ますます財政は大変です  。

* 就労訓練や、職業実感プログラムなどが「総合学習」の時 間でなされていま  す。すぐに効果はでないとは思いますが、 気長な取り組みが必要です。

* 職業安定局も(再就労)の訓練もされていますし、WEB上の 就職情報提供をし  ています。   

* 研究されている「ワーク・シェアリング」なども導入すべきでしょう。新しく  雇用を創造する仕組みを、社会全体が考えなければいけないと思います。

 

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2002年3月1日