ジーンズは不滅なのか?  

 今日のテーマは「ジーンズは不滅なのか?」です。ジーンズを考案したのはアメリカ人でした。ゴールド・ラッシュ時代の鉱山労働の作業着として広まりました。1873年にリーバイストライスが「ジーンズのポケットの端を鋲打ちする特許」を取得し、ポケットが丈夫になり急速に広まりました。リーバイスやエドゥイン、ボブソンやユニクロなどがジーンズメーカーとして展開しています。今や「街着」」としても不動の地位を得たジーンズ・ファッション。ジーンズはこれからも不滅なのでしょうか?

1)1970年代頃から、日本でも街着として定着しています。高齢者から中高 年、若者、子供までジーンズ愛好者は沢山います。やはり丈夫であり、洗濯も しやすいからでしょう。

2)ファッション性については私は良くわかりません。「ジーンズの似合う人」と か言ってタレントが表彰されたりしまして話題になるので、業界としてはパワ ーがあります。

3)「足が細く見える」とか、「自分で着色したり加工が手軽」なところも人気の 秘密なのでしょうか。脱色したり、わざとぼろぼろにしたりする手軽さも人気 でしょうか。

* 「使い古しジーンズ」の「中古市場」もあるぐらいですから。加工度によって 付加価値があるのでしょうか?

* Tシャツにジーパンが似合うためには、体形も良くなければなりません。一 番体形に厳しいファッションだからです。

* 15年前ぐらいまで高知県にもジーパン加工所がありました。リーバースの下 請けでした。脱色するために次亜塩素酸ソーダを大型洗濯機のなかに放り込み ます。また鹿児島の火山岩(軽石)を放り込み、ソフトな肌触りをこしらえま した。

* 不況のあおりで閉鎖になりました。残念です。しかしジーンズは定着したこ とは確かです。時代のながれ、ファッションに関係なく着続けられる不滅のア イテムのひとつであると思います。

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2002年3月1日