葬式は変化しているのか?  

 今日のテーマは「葬式は変化しているのか?」です。人間の一生は、誕生し、乳幼児期、学童期、思春期を経て、就労し、結婚、.子育て、親の介護、そして終末を迎えます。「冠婚葬祭」は、公私共にだれにとりましても重要なイベントであります。日本の社会は「少子高齢化」に向かっていますが、葬式自体に変化はあるのでしょうか?

1)商売人でも喜びごとはともかく、不幸には義理を欠くなと言われました。   昔から言い伝えられた大事な風習であります。

2)日本の葬儀の大部分は仏式 です。埋葬も土葬でしたが、近年は火葬になり ました。韓国などは土葬です。それゆえ国土の100分の1は墓地だと言われ 不足しています。

3)自宅で葬式を出来る家族は少なくなりました。駐車場施設のある葬祭会館が ここ10年ぐらい建設されました。御通夜も告別式同様に、葬祭会館で行われ ています。

* 一体誰の為の葬式なのか?を考慮する必要があると思います。遺族は故人の 逝去に悲しむ暇もなく、葬儀の段取りに追われます。支払いも大変です。告知 もどの範囲でするのかも考慮が必要でしょう。

* 広報告知して大勢の人が参列することが良いことなのか不明です。本当に親 しい人だけの葬儀でいいのではないのでしょうか。

* 時間が決められ、分刻みで葬儀は葬祭業者により手際よく進行します。    本当に悲しみにくれ、感動した葬儀が少ないと思うのは、不謹慎なのでしょう か?葬式の時だけ仏教徒になるのも、なにやら釈然としません。

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2002年3月1日